「ジャンプSQ.」の購読をやめました

 2007年の創刊以来付き合ってきた「ジャンプSQ.」だが、今年から定期の購読をやめることとした。
 面白いと感じる連載漫画作品が少なくなったこともあるが、それより顕著に「方向性が変わってきた」と思わされるところが多くなってきたことが大きな理由だ。
 つまり、このままでは、「面白い」と思えるものが今後も出てこないであろうことが推測される、ってことになる。
 
 「千早さんはそのままでいい」の腑に落ちない路線転換、「ハッピィミリィ」「大森サティスファクション」の相次ぐ連載終了と、「ギャグマンガ日和」以外のギャグ漫画に冷たいこと*1
 迷走する「青の祓魔師」「双星の陰陽師」を引き延ばしていること。
 そのあたりが、微妙に「違う」ンである。
 
 このラインアップ,進め方を見ていると、創刊時の「ジャンプSQ.」は少年誌・青年誌のクロスオーバーした漫画誌を狙っていたが、「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」の連載終了したことも含め、少年誌を読む女性層向けに路線変更してきたと思われるのだ。
 もしかすると、昨年の春先に、「ONE PIECE」の尾田栄一郎が「マンガ脳の鍛えかた」で語った、『とにかく少年たちに向けて描くんだ』発言が、「週刊少年ジャンプ」のターゲット層の回帰,それ以外の方(女性)は「ジャンプSQ.」への流れに、無意識に影響を与えているのかも知れない。
 
 なら、なおさらだ。

*1:6代目「日ペンの美子ちゃん」を手がける服部昇大サンの「魔法の料理 かおすキッチン」を終了させたことも、納得いかなかった。