2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

インパクト薄いが佳作「ぎんぎつね」

金元寿子さん演じるまことを中心に、作品世界が程よい居心地を提供している点がマル。 起きることのひとつひとつは大きくはないけれど、それに真摯に向かうキャラクターたちの描かれかたに、好感が持てた。 根っからの悪人は出てこなくても、物語は紡いでい…

梅津泰臣監督とCGの最悪の相性「ガリレイドンナ」

「MEZZO」で梅津泰臣ファンになり,「テガミバチ」や「それでも町は廻っている」の動きまくるOPに涙した者としては、「ガリレイドンナ」の作画に大いに落胆した。 CGを多用し、良くも悪くもA-1 Pictures的なのべっとしたキャラクターやメカの動きは、従来の…

「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」

主人公も含めて、キャラクターは立っているのだけれども... 「絶対選択肢」の設定ではなくて選択肢の内容が、いざ映像化されてみると極端すぎるきらいがあって、違和感を感じた。 しかも、「絶対選択肢」自体、意図的かも知れないがだんだん無理矢理の方向に…

ぱんつアニメかと思ったらそうでもない「東京レイヴンズ」

序盤に北斗たんを消してしまったのは原作はOKだったのだろう。 ただ、アニメーション版では、一旦作ったキャラクター間のバランスを突如崩してしまっているので、もの凄く損してしまった。 OP, ED曲は正しく良い出来なのだが、劇伴にに関しては非常に悪くて…

「機巧少女は傷つかない」に罪はないが...

当地ではMANPA枠で三番組がEPG上まとめられていて、レコーダーの上では扱いにくい。 既に、枠のひとつは「HUNTER×HUNTER」で固定されている。 もう一つは、いかにもB級な感じだが「世界でいちばん強くなりたい!」が気に入ったので、「機巧少女は傷つかない…

「蒼き鋼のアルペジオ−アルス・ノヴァ−」

「艦隊これくしょん〜艦これ〜」とコラボレーションした以外、特に印象に残らない。 本当に印象が希薄なのだ。 これが岸誠二監督,シリーズ構成上江洲誠氏の黄金コンビで作られたことが、俄には信じられぬ。 うーん。どうしてこうなった? と言うことで、視…

またもや痛々しい「凪のあすから」

同じA-1 Picturesが制作した、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」と類似した痛々しさを、これには感じるのだ。 「あの花」の「めんま」≒これの「まなか」。 相似である。いや、痛々しさ倍増だ。 天然を通り越して、ひとつ間違えると精神遅滞を想起…

「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」

「はたらく魔王さま」っていう、似た設定の佳作アニメーションが、つい最近作られていて... ギャップを見せるところまで一緒でも、「はたらく魔王さま」はギャップの「妙」を見せてくれたけれど、コチラにはそれが欠けて気がする。 全然良くないとまでは書か…