2011-01-01から1年間の記事一覧

東京ローカルなのは無念「gdgd妖精s」

放送網の関係で見ることが出来なかった場合、「縁がなかったコンテンツ」として気にしないことにしているのだけれど*1、「gdgd妖精s」が当地で放映されなかったのは、ちょっと残念だ。 「いや、ニコニコ動画があるぢゃん」と指摘されそうだが、大画面のフルH…

「貧乏神が!」アニメ化

ジャンプSQ.に模様替えして以降掲載開始した漫画では、最もアニメ化が早いと僕は思っていた「貧乏神が!」。 新参の「青の祓魔師」に先を越されたりして、お声がかからぬまま終えてしまうのかと諦めていたところへ、このお知らせ。 決まれば、あとは、どのよ…

「偽物語」忍野忍役は坂本真綾

無難な落としどころになりましたね、と...でも、これで、「見る気」が出てきた。 観測気球か何だか知らないけれど、名前が挙がっていた「綾違い」のひとは、演技が一本調子でハマる幅が狭い。 最近では(でもないか)「ぬらりひょんの孫」で能登さん,堀江さ…

これは残念「たまゆら〜hitotose〜」

佐藤順一監督×松竹×flying DOGの組み合わせで、「ARIA」シリーズと同じ枠組みで二匹目のドジョウを狙ったもの(に見える)。 とは言え、限られた資源であることが透けて見えた一期の「ARIA The ANIMATION」、そこを随所に配慮が行き届いた作りで補っていたと…

生々しくグロい「C3 −シーキューブ−」

「ブラック・ラグーン」くらい派手に血まみれになってくれると気は楽なんだが、「C3 −シーキューブ−」は、地味に「来る」のだ、僕にとっては。 そこを、生理的に嫌悪したりする。 キャラクターデザインが「CLAYMORE」くらい血の通ってない感じだと、この演出…

「ぱにぽに」大団円

先月末に発売された17巻で完結。 アニメ終了から6年,その間に掲載誌内でもテイスト的に四面楚歌の状態になりつつも続いたのは、ひとえにへっきーの尽力の賜だと思う。 以前チラッと書いたけれど、キャラの特徴を引きずり出して「動かす」のが、凄いと言うか…

観に行く行為に躊躇する

映画「けいおん!」なんですが、皆様、如何でしょうか?? ぬるぬる動かすのが主流派の京アニにあって、動画の枚数が多くはない山田監督演出。 大きな画面になること前提となったとき、どうなるのか? ここには興味が尽きないところなのだけれど、半券を24枚…

絵つきドラマCD「君と僕。」

善し悪しは横に置いておいて、ほぼ台詞で回っている作品なんだ。 役者さんが上手いこともあるし、意図して「そう言う演出をしている」のもあると思うけれど、これに絵がある必然性、全くありません。 台詞の間合いも、ドラマCD的。 確固たるストーリーも「君…

気にし出すと荒さが目立つ「境界線上のホライゾン」

ライトノベルとしては成立しているのかも知れないが、そのままアニメーション化したら、そこかしこに不整合が出てきてしまった手合いである。 一瞬の出来事の「間」に長台詞をしゃべらせてしまってスピード感を失ってしまったり,登場する結構な数のキャラク…

知育番組として優秀「ファイ・ブレイン 〜神のパズル」

「エレメントハンター」枠と書けばいいのかな、既に民放は手がけることが無くなった、貴重な子供向け知育番組。 佐藤順一監督×サンライズの組み合わせで、作中に使われるパズルの難易度も様々、その辺も含めなかなかの作り込みである。 ちょっとした音の使い…

宮本演出が冴える「ひだまりスケッチ×SP」

テンポが今ひとつな「ひだまりスケッチ×☆☆☆」で、アニメ版「ひだまりスケッチ」は見放したつもりだったけれど、「ひだまりスケッチ×SP」は前後編二話,計一時間とコンパクト。 なので、一応見てみた。 んで、各パート全てで原作を一話分しか使わない縛りがあ…

少しだけ煮詰めが甘かったかも「ダンタリアンの書架」

本編開始前に放送されたナビゲーション番組、アレは良かった。 あの手のものは、声優さんたちの顔見せが多いのだが、そのようなものは一切排除して世界観の説明に費やされていた。 これがなければ、一見さんに「ダンタリアンの書架」はわかりにくかったハズ…

今夏のおっぱい枠「魔乳秘剣帖」

通常、僕は、おっぱい枠へは相当厳しい態度で臨んでいるけれど、「魔乳秘剣帖」はそんな色眼鏡を払拭する、普通に見れるアニメーションとして仕上がっていたんじゃなかろうか? 「乳隠し」とか「乳斬り」とか、やっていることはムチャクチャなんだが、それを…

小倉唯の棒読みがトドメ「神様のメモ帳」

今風を気取り「ニート探偵」など謳っているが、所謂書斎派探偵もの。 岸田メルの絵が動き アリスが軽々と種明かしをしつつ,時折藤島くんにデレる このふたつができてれば、物語のフックは上手く作られているので、それなりの結果が約束されていたハズなんだ…

原作をアレンジすべきか否か「バカとテストと召喚獣にっ!」

原作を大胆に再構成した一期に僕は好感を持っていたのだけれど、所謂原作派には不評だったこともあり... と言うことで、(ほぼ)原作通りに作られた「バカとテストと召喚獣にっ!」はどうよ?と、ってことですな。 抑も、ライトノベルは書籍として文章を書か…

「夏目友人帳 参」

受け身だった夏目貴志*1が積極的な面を見せ始める、その変わり様を鮮やかに表現していた。 続くにつれて勢いが落ちていくもの多い中、二期を積み重ねた上での微妙な変化を、神谷浩史が好演。 他の方々もレベルが高いので、これに対する受け止めも万全だった…

そして羽美が狂気へと走り出す「かってに改蔵」下巻

OVA

全て見終え、上巻は改蔵,中巻は地丹、下巻は羽美がテーマのイメージだ。 タイトルの通り、下巻は後期の羽美なので、純粋なキタエリファンにはお勧めしかねる仕上がりとなっている*1、っつーか、マジ恐い。 付属パンフレットにも書かれる通り、上巻,中巻の…

「ロウきゅーぶ!」

資金やマンパワーがあって,それでもこの方向が守られるのなら、もっと良くなる可能性があると思われた一作。 ロリコン発症アニメとして一部の紳士たちに認知されてしまった様子だが、実は、バスケットボールの部分も実にキチンと良くて来ているのだ。 いく…

笑いにシフトした構成に好感「ゆるゆり」

百合など...その...同性愛的なものが苦手な僕にとっては、このようなテンションの「ゆるゆり」は好みだ。 いい悪いの軸ではなく、好きか嫌いかと問われると「好き」、なのだ。 実際は百合の部分が大きなウエイトを占めているけれど、笑いの中にそのエピソー…

久々の聴かせるアニメ「異国迷路のクロワーゼ The Animation」

自分で書きつつ「聴かせる」との表現が、ピタリとはまっていると思う。 音楽が美しく上品でステキ。さらに、役者さんたちの声もスッと入って来る。 リラックスして見れるのだけれど、何故かAVアンプを通して聴きたくなる。 佐藤順一音響監督+FlyingDogは、…

これがサンライズの底力か!「TIGER&BUNNY」

MBSとサンライズが組んだオリジナルアニメーションと聞くと、過去の経緯からテンションが下がる僕なのだけれど、これは素直に良かったと思う。 アメコミ調でシンプルストーリーのまま、最後まで突っ切ったのが、マル。 アニメーションは大衆娯楽なのを、その…

プロップデザインが秀逸「うさぎドロップ」

映画と企画が連動していることもあり、一部終了のところをゴールとせざるを得ぬ制約があった*1割りには、上手く全体が調整されていた。 概要は知っていても、見終えると「次回を見たい」と渇望させられる、そういうのは、なかなかありません。 原作にない追…

日テレのアニメーションの告知が、いろいろ酷い。

この秋は、日本テレビから結構大きなタイトル、「HUNTER×HUNTER」と「ちはやふる」の2本が放送される、るのだが... いつになっても、自局以外の放送日程が明かされぬ、手際の悪さ。 待たされた挙げ句の果てに、ふたを開けてみれば、「HUNTER×HUNTER」は当地…

心配すんなよさやか。独りぼっちは、寂しいもんな

特定の作品にテキスト量を割くと不公平な気がするんで、当ダイアリーは「敢えて」削っている場合もあり。 今回は、そんな削った部分の復活戦でり,9月末終了番組の感想書き始めまでのつなぎでもあったりする。 「言霊」はご存じと思う。今更説明することもな…

メディアと原作者の相性かも?「いつか天魔の黒ウサギ」

「伝説の勇者の伝説」に引き続き、鏡貴也は二年連続でアニメーション化されたことになる。恵まれてるよね。 ところが、今回も開始時から脚本がグダグダ。 原作者が気の毒で仕方なかった「伝説の勇者の伝説」に続き、「いつか天魔の黒ウサギ」も脚本(か演出…

「快盗天使ツインエンジェル〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜」

サロメ様を、何故、3話目で消した!?すっげー不満! 僕はパチンコやスロットはしないので元ネタは詳しく知らないが、メインキャラクターの絵柄が古い。 また、田村ゆかり,能登麻美子,釘宮理恵の組み合わせはまんま引き継いだのだろうが、このアニメーショ…

何度目だ「R-15」

所謂、角川に多くある、コストカット制作アニメーションである。 とは言え、AICの意地なのか、意外に絵が動いてはいたが。 これ迄あまり露出がなかった声優をメインに据え、以後のイベントその他諸々の計画が予算,日程面で組みやすくなる利点がある、それは…

「探偵オペラ ミルキィホームズ サマー・スペシャル」

すげー長いサブタイトル通り、スペシャル版で、今回はG4をフューチャー。 明智小衣がメインを張るのだけれど、むしろ、見所は他の3人の掛け合い。 流石「ギャラクシーエンジェル」を揃って演ってきたメンバー、このノリでハイテンポな掛け合いの中でも、余裕…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(9)

...俺妹原作の投稿では常に「ネタバレ」と称し書いて来たので、慣習でそう入れているけれど、ほぼネタバレ要素を含みません。 「瀬菜たん、ハァハァ」の巻ですな、これ。 京介以外のキャラが語り部をつとめる(後述)今巻でも一介の登場人物ではあるが、赤城…

「神様ドォルズ」

対立軸にいるキャラがイケメンなだけ。 もう、こんなのはポイントにはならなぬ。時代遅れである。 原作は月刊サンデーGX連載で、9巻まで刊行されている。 連載開始時は時流に乗っていたと思うが、今更アニメ化?と考えさせられる素材である。 ああ、でも受け…