2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

終わりをもう少し踏ん張れれば「それでも世界は美しい」

終盤の「雨の公国編」がまとまりに欠けていて、「勿体ない」と思った。 本作が持つ明るさとか,ニケとリビのやりとりの楽しみが一気にスポイルされてしまい、普通のアニメーションになってしまった。 全体の分量の都合で、そこ迄原作を使ったとは思う。 だが…

ペアを組んだ相手が不運「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」

絵が綺麗なだけで薄味なものが多いA-1 Picturesが手がけたアニメーションとしては、悪くない。 キャラクターが立ってるし、しっかり冒険活劇になっているのもマルだ。 ただ、キャラクターデザインとOP, EDが萌え系のソレになっている分、押しどころが違って…

平成の亡霊?「ピンポン THE ANIMATION」

卓球をプレイしている際の描写や、あまりにも原作を意識した画風が気になって、素直に書くと、序盤は入り込めなかった。 見るにつけ、キャスティングも含め、スルメのようにクセになるところがあり、これはこれで良かったと、振り返って思う。 実は、原作既…

まさかの分割2クール「棺姫のチャイカ」

ヒロイン・チャイカ役の安済知佳さんは、ヘタウマと言うよりヘタヘタで気になったが (^^;、ストーリーの流れが好みだったので、最後まで見れた。 ただ、少々ストーリーの進み具合が遅いかな?と思ったら、最後にまさかの分割2クール発表。 良い内容だとは思…

複雑化するルールについて行けず「ノーゲーム・ノーライフ」

これに近いタイプのがあったと記憶しているのだが、ルールを逆手に取ったりするタイプのものって多すぎて、何だったかすぐに出てこない... ただ、それよりは良くまとめられていて、取っつきやすく、好印象。 少なくとも、序盤は素直に見れていたのだ。 だが…

軸がふらふら「彼女がフラグをおられたら」

「フラグ」が見えて,それを折るって発想は目新しく、序盤はかなり楽しめた。 だが、中盤はただのハーレム物に成り下がり、終盤は一転して異世界もの。 過去に成功した作品のテンプレを借用してきた内容で、その期待は萎んだ。 このあたりは原作由来のモノで…

ありがちだけれど、魅せきった「ニセコイ」

抑も、「ニセコイ」は、オリジナリティー溢れる原作ではない(悪口ではない)。 30年ほど前から、手を変え品を変え使われてきた、手垢まみれの素材だ。 演出,見せ方にポイントがあるので、紙面で発揮できていたそれを、映像で如何に展開するかがキモなのだ…

中身が薄い「ブレイドアンドソウル」

作画はそこそこ,音響は良くはないが酷くはない。 パッと見は、そんなに悪くないのがくせ者である。 ただ、見続けるほどに内容が薄く、特に、アクションシーンは特筆すべきところがない。 そこに気づいたあたりで、ゲンナリしてきます。 それなりに資金を投…

似非「ゼロの使い魔」。「星刻の竜騎士」

色々なところで「ゼロの使い魔」が意識されていること明らかで、酷いパクリなのか?思ったのだが、出自まで同じMF文庫J。 ヤマグチノボル氏が亡くなって、その後継に据えようって意図なんだろう... ならば、さらなる上を目指して頂きたかったところだが、残…