2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

沢城みゆきの「報道ステーション」進出について

単価が高いであろう報道番組(っぽい何か)への進出は、本人および所属する事務所にとって有益。 3ヶ月に一度失業する深夜アニメと比べれば、断然良いお仕事だ。 だが、相当に偏った「報道」のようなことをする番組のナレーションに就かれるのであれば、作品…

京アニ全力過ぎて逆効果「無彩限のファントム・ワールド」

最近京都アニメーションが力を入れている、自社レーベル「KAエスマ文庫」からのアニメーション化。 あまり手がけていないお色気要素+不得意なベタギャグ要素が全開、それ加え「京アニオールスターズ」な制作陣の投入で、あるべきところと違う山に登り詰めて…

「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」

架空のエクストリームスポーツ「ストライド」に取り組む、男子高校生のお話。 オトメ系メディアミックス展開の一環による、アニメーション化だ。 誤解を恐れずに書けば、「KADOKAWAも「Free!」が欲しい!」ってことだ。 ただ、(ゲームはどうかわからないが…

私的2015年アニメ五選+α

相変わらずの遅れだが、僕の昨年のアニメ五選である。 従来同様に、2015年(年度ではない)のものだ。 2015年内にテレビ放送を終えたもの、つまり「SHIROBAKO」は対象,「おそ松さん」は対象にならない。 当地で放送されずじまい,見る気も起こらなかったも…

大人たちの仮想ノスタルジー「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜」

「異能の超人」を描くふりをしつつ、「神化」=「昭和」の戦後を主に描く。 描写はやや反体制派に美化された部分があり、現自民党政権へのアンチテーゼの風合いを色濃く出すが、それをいとうのいぢや氷川へきるなどのキャラクターデザインで薄めた印象だ。 …

伊藤静が冴え渡る「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」

残された「骨」から得られる情報を解き明かすミステリー小説が原作。 素直に気持ち悪いと思えるテーマだが、調子を整えた演出,軽重を弁えた伊藤静サンの演技が填まっていて、見させられた。 序盤「一話完結」に徹していた分、導入がスムースだったことも救…

結果オーライ、逆に素晴らしい「うしおととら」

藤田和日郎による、平成初期の長編名作漫画をアニメーション化。 夜七時帯で民放各局がこども向けにアニメーションを放送していた時期なら兎も角、これを旧U局深夜帯の枠組み時点で放送する時点で、原作の全てを汲み取り映像化するのはムリな相談。 藤田氏が…

正直に言って、これも惰性「終物語」

見る方は惰性、作る方も惰性。 「化物語」は凄かったけれど、ずっとコレにシャフトというか新房昭之監督を拘束する意味があるのか?と思う。 もはや、そういう内容だ。 「ニセコイ:」がとても良かっただけに、勿体ないことだと。 そんな中、忍野扇役の水橋…

スタッフは良くやった、のかナ?「終わりのセラフ」

原作未読、コミカライズ版既読の立場からすると、ストーリーが整理されていないモノをここまで映像化した、それだけで十分かと。 鏡貴也氏原作のライトノベルは「伝説の勇者の伝説」,「いつか天魔の黒ウサギ」もそうだったが、込み入った進め方が特徴のよう…

素直に、実写パートが楽しみだったと「進撃!巨人中学校」

そう言うハナシですよ。 実写版の巨人くんたちが面白かっただけ。 声優さんたちは、どーでもいい(苦心していた、梶裕貴さんには申し訳ない)。 アニメーションパートは、クソつまらない... これを、関西アニメーション放送の1丁目1番地(MBSの「アニメシャ…