私的2015年アニメ五選+α
相変わらずの遅れだが、僕の昨年のアニメ五選である。
従来同様に、2015年(年度ではない)のものだ。
2015年内にテレビ放送を終えたもの、つまり「SHIROBAKO」は対象,「おそ松さん」は対象にならない。
当地で放送されずじまい,見る気も起こらなかったものは判断しようがない。
「アレが抜けてる」とか、不満を持たないよーにお願いしたい。
- 一位「四月は君の嘘」
感想はここ。
当初ノイタミナ枠で掲げられたテーマ、「普通の人たちに観てもらいたい」主旨に沿った頂点に至った作品と思う。
逆に、これから何をしていくのかが不明となってか迷走していくのだが、「それはまた、別の話」である。
- 二位「暗殺教室」
感想はここ。
事前情報なしに「殺せんせー」のキャラクターデザインなど見れば、「これどうよ?」と思うはず。
それを、原作の力+岸誠二監督+シリーズ構成・脚本上江洲誠氏の黄金コンビが、素晴らしく,示唆に富んだ作品に仕上げた。
- 三位「ワンパンマン」
感想はここ。
本当に、この作品をアニメーション化まで持って来たことが凄い、と。
まだ、漫画の力は捨てたものではないなあ、と感じた次第。
- 四位「ダイヤのA」
感想はここ。
元高校球児の作者が、高校野球の現状に沿い描く原作をアニメーション化。
上記の感想でも記したが、高校野球のアニメーションでは頂点に立った。
- 五位「長門有希ちゃんの消失」
感想はここ。
サテライトが織りなす雰囲気+加藤達也氏の劇伴がいい!
作者のぷよ氏の「涼宮ハルヒ」シリーズへの理解の深さも伺え、スピンオフとして良く組み立てられているなあ、と感心するコトしきりだった。
- 次点「俺物語!!」
感想はここ。
これだけのもの*1を、当地で地上波ネットしない読売テレビは、「単に東京がやることが嫌いなだけ」なんぢゃあなイカ?と穿ってしまう。
実際、過去の例を見ても、そうなんだろうけれども。
実は、昨年の「2014年アニメ五選+α」を書いた際に「「弱虫ペダル」より「弱虫ペダル GRANDE ROAD」の方が「もっと熱い」んで...との主旨のことを残したが、その際にも懸念したとおり、それより上の作品が多く、選外となった。
2015年は、上の方の層が厚く、かつ「別に...」と思わせるものも多かった。
そんな一年だった、かな。
*1:原作も、もともと評価高かったらしいですな。