2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

作画のクオリティでは埋められないものが「Fate/Zero」

ちと驚いたのは、聖杯がとても豪奢とは思えぬ見た目だったこと。 元々そのような設定だったのかも知れないが、拍子抜けだった。 品質は高いが、セイバー以外は戦闘描写も迫力に欠けた気もする。 1クール目で書いたことの繰り返しになってしまうが、「Fate/st…

普通の出来にガッカリ「めだかボックス」

出だしは、よくコントロールされていたので、期待したのですよ。 GAINAX制作だったのを忘れて。 が、やはりGAINAXはGAINAX、己の殻の範囲でしか仕事が出来てない。 前半意図的に避けていたのだろうが、終盤の西尾維新特有の長台詞の投げ合い,これは避けて通…

子どもは時間の流れが遅いから

一ヶ月って、大昔の話になるんですよね。下手すると、忘却の彼方。 何を書きたいかっつうと、朝日放送(全国的には、そうでなかったハズ...)における「スマイルプリキュア!」の扱いなのだ。 全国的にオリンピック総集編で休止されたのはいいとして*1、その…

個人的に見るのが辛い「つり球」

「つり球」のハルという子は、「学生時代、こういう人いたよね」ってところを強烈にデフォルメしているのだろう。 実際に僕の義務教育期間中同じ学年にこんな感じのかなり痛々しい子がいたので、それが気になりだすと見続けるのが苦痛だった。 高く評価して…

目新しさない「坂道のアポロン」

んん、女性向け漫画が原作なので、そちら方面では新しいのかも知れない。 が、例にを挙げればきりがない程、男性向けには結構あったような骨格だ。 そこで、音楽ものなら伝家の宝刀「菅野よう子」を抜いたようだが、宝刀過ぎて、余計に原作の(僕が感じる)…

「AKB0048」

アイドル(らしい?)のアニメーションを作ってもらうなら、河森正治さんへ仕事を振るってのは的確*1だった。 アイドルの名跡を襲名するなんて発想は、普通には出てこないと思う。 アイドルを戦わせるのもこの人にはありがちな持っていき方だけれど、「アイ…

少しズレてる気がした「しろくまカフェ」

原作者の方とアニメーション製作の間で擦り合わせがうまく行ってなかったようなことが漏れ伝わってきた「しろくまカフェ」。 それを度外視して見ても、OPの選曲から違和感を覚えるものだった。 誤解を恐れず書くと、avex traxの歌い手を売り込み,人気男性声…

文部省推薦級の佳作(いい意味で)「あらしのよるに 〜ひみつのともだち〜」

ヒットした映画がベースとなっているからでなく、作り込みがスバラシイ。 キャラクターの表情が豊かで、これなら3DCGを採用した成果があったかと。 当ダイアリーで批判した「GON -ゴン-」と、その取り組みに雲泥の差があると思うよ。 ガブ役の吉野裕行,メイ…

「俺ならその場でいたやつの顔を全員覚えて帰る」って件

4月開始で見るのを途中でやめたアニメを列挙したあと、最近気がかりなこととして書こうと思っていたんだが、それにまつわることが予想より速く,しかも想定外の方向から綻びを見せ炎上してしまったので、慌てて取り上げる次第。 で、気がかりになっていたの…