文部省推薦級の佳作(いい意味で)「あらしのよるに 〜ひみつのともだち〜」

 ヒットした映画がベースとなっているからでなく、作り込みがスバラシイ。
 キャラクターの表情が豊かで、これなら3DCGを採用した成果があったかと。
 当ダイアリーで批判した「GON -ゴン-」と、その取り組みに雲泥の差があると思うよ。
 
 ガブ役の吉野裕行,メイ役の釘宮理恵の掛け合いの息も具合がいいのだ。
 このレベル、その辺の「売れっ子」若手声優が出せる領域ではありません。
 
 今、僕がこれを見る理由はないけれど、この時間帯にこのような作品を投入できるテレビ東京の懐の広さに、敬意を表する次第。
 このところ、ず〜〜っと、この手のものはNHKの孤軍奮闘だったからねえ。
 是非このラインは、民放として継続して欲しいと思います。ホントに。