2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「SKET DANCE」二年目

一年目の最後はボッスンと椿の話で綺麗にまとめたんだが、+6ヶ月の部分は、蛇足になってしまった。 新キャラの投入を原作通りしたのは仕方がないとして、6ヶ月ではこれらを料理するのには、あまりに時間が足りなかった。 生徒会の宇佐見羽仁,加藤希里あたり…

「超訳百人一首 うた恋い。」

百人一首の現代的解釈が、ここまでおもしろくなるとは予想しなかった。 事前には、見切る気満々だったからなあ。目から鱗。 この時代、在原業平や小野小町が絶対的スターなんだが、彼らにまつわる物語はやっぱり輝いていて、とてもヨロシイ。 彼らなどを纏め…

「じょしらく」、これを核融合と言ふ

久米田康治原作に水島努監督をつける、聞いた時点で危険な臭いはしたが、やはり過激と言うか、時事ネタを原作以上に盛っていて、限界ギリギリを軽く突破していた... 水島監督は「侵略!イカ娘」の金元寿子さんなど、知られていない声優さんを持ってくること…

パワーアップ!「ゆるゆり♪♪」

各キャラクターの個性をすくい上げるのが上手いのか、「みつどもえ」シリーズ同様、太田雅彦監督は「ゆるゆり」シリーズも二期になって更に脂がのった印象を受けた。 「ゆるゆり♪♪」の場合、ごらく部と他のキャラクターの入り混じりが激しく、一期を見ている…

「機動戦士ガンダムAGE」

過去にMBSが製作したガンダムシリーズ*1と比べ、「機動戦士ガンダムAGE」はかなりいいと僕は思っていることを先に述べておく。 そうしておかないと、後に書くことが不満だけに見えてしまうかも... ガンダムサーガの若年層への浸透が「機動戦士ガンダムAGE」…

これも素晴らしい「氷菓」。だが...

スロースタートだったので、当時、僕は切ってしまおうと考えていたのだ。 でも、先行して見ていた人に強く継続視聴することを勧められて見終えた。 僕の第一印象が間違ってました。見続けて良かった。 いわゆるラノベテンプレでない小説を何本かアニメーショ…

これは素晴らしい「人類は衰退しました」

素直に、いい方向に演出で意表を突かれた。 「わたし」の達観したスタンスと、中原麻衣の脱力系ボイス,特徴的な色彩設計その他もろもろ、綺麗にひとつの方向へ揃ってましたな。 しかも、それで、在り来たりではない仕上がり。 原作未読でもわかるくらい、ス…

「猫物語(黒)」

放送では30分×4回をひとつに纏める体が取られ、全体の密度は丁度良い印象だった。 ほぼ阿良々木暦と羽川翼の二人で物語が回っているため、場面転換などが最小限に収まっているのも、ひとつの要素だろう。 総じて、「偽物語」よりかなり締まった、良い出来映…