2014-01-01から1年間の記事一覧

侘び寂びない「東京喰種トーキョーグール」は、ボクにはグロすぎる

かつてアニメーション化された「屍鬼」と似た設定(舞台が田舎か都会かの違いはあれど)なんだが、映像化したことによりグロさが強調されてしまった感。 それを狙ったんだろうが、ちょっとボクにはついて行けません。 作画キレイだし,演技も素晴らしい。 他…

つまり貴腐人向け?「幕末Rock」

腐った歴女向け?または、うたプリの2匹目のドジョウ狙いと推察。 イケメンを綺麗に書くことに腐心し,止め絵多用も厭わない、アニメーションの本分を放棄したすがすがしさには感服するモノの、だからって見ようと言う気持ちにはなれません。 それに、「い…

何をしたいのかわからない「グラスリップ」

「true tears」の西村純二監督,「TARI TARI」の佐藤梨香氏シリーズ構成と、P.A.WORKSの二大「ボクにはわからない代物」を作ったコンビによる、青春譚?だ。 しかし、まあ、引っかかるところがなく、意味不明のまま、視聴者を置いてきぼりにして物語が進んで…

ストーリー展開が安い「アカメが斬る!」

これ、2000年前後の漫画やアニメーションにあった類の焼き直しで、それ以上のモノが全然見当たりません。 作画も、見るべきところがなく凡庸。 上江洲誠氏がシリーズ構成/脚本を担当されるのならばシナリオに仕込みがあってもいいと思うし、タカヒロ氏原作…

何が不足かわからぬ「アオハライド」

「評判はよいらしい」と聞いた原作だが、アニメーションを見る限り、どこがよいのかちーともわからん。 台詞の選び方やそれを発するタイミングはいいとは思うものの、これらが有効に効果を発揮していないのだ。 予算が安い、実写の学生群像ものを見せられて…

そこはかとなく漂う「ガンパレード・マーチ」臭。「白銀の意思 アルジェヴォルン」

細かいことを書けば、導入部が「その気を引かない」とか,本編の作画がOPと比較してかなりぞんざいとかあるが、根本的な問題は、一昔前にあったのと変わり映えしない古くさいストーリーテリングにあると思う。 色々、過去の作品から定型フォーマットを引用し…

あらゆる見切りが適切だった「弱虫ペダル」

原作未読なので「Over Drive」派生と予想していたが、それを上回る快作。 ハチャメチャなキャラクター設定もあるが、漫画なのだから、これはマルだ。 最も感心したのが、各話を「ここ迄やる」という、物語配分の見切りの良さ。 3クールの放送ってのは、Blu-r…

「一週間フレンズ。」

「ef - a tale of memories.」に似ているって噂があったが、素材は一緒でも味付けが全然違うと思う。 これはこれでいいだろう。 ロードレースが題材の「弱虫ペダル」と「Over Drive」、この2作品がが似ているとは、誰も言わんでしょう。 絶妙なさじ加減で描…

終わりをもう少し踏ん張れれば「それでも世界は美しい」

終盤の「雨の公国編」がまとまりに欠けていて、「勿体ない」と思った。 本作が持つ明るさとか,ニケとリビのやりとりの楽しみが一気にスポイルされてしまい、普通のアニメーションになってしまった。 全体の分量の都合で、そこ迄原作を使ったとは思う。 だが…

ペアを組んだ相手が不運「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」

絵が綺麗なだけで薄味なものが多いA-1 Picturesが手がけたアニメーションとしては、悪くない。 キャラクターが立ってるし、しっかり冒険活劇になっているのもマルだ。 ただ、キャラクターデザインとOP, EDが萌え系のソレになっている分、押しどころが違って…

平成の亡霊?「ピンポン THE ANIMATION」

卓球をプレイしている際の描写や、あまりにも原作を意識した画風が気になって、素直に書くと、序盤は入り込めなかった。 見るにつけ、キャスティングも含め、スルメのようにクセになるところがあり、これはこれで良かったと、振り返って思う。 実は、原作既…

まさかの分割2クール「棺姫のチャイカ」

ヒロイン・チャイカ役の安済知佳さんは、ヘタウマと言うよりヘタヘタで気になったが (^^;、ストーリーの流れが好みだったので、最後まで見れた。 ただ、少々ストーリーの進み具合が遅いかな?と思ったら、最後にまさかの分割2クール発表。 良い内容だとは思…

複雑化するルールについて行けず「ノーゲーム・ノーライフ」

これに近いタイプのがあったと記憶しているのだが、ルールを逆手に取ったりするタイプのものって多すぎて、何だったかすぐに出てこない... ただ、それよりは良くまとめられていて、取っつきやすく、好印象。 少なくとも、序盤は素直に見れていたのだ。 だが…

軸がふらふら「彼女がフラグをおられたら」

「フラグ」が見えて,それを折るって発想は目新しく、序盤はかなり楽しめた。 だが、中盤はただのハーレム物に成り下がり、終盤は一転して異世界もの。 過去に成功した作品のテンプレを借用してきた内容で、その期待は萎んだ。 このあたりは原作由来のモノで…

ありがちだけれど、魅せきった「ニセコイ」

抑も、「ニセコイ」は、オリジナリティー溢れる原作ではない(悪口ではない)。 30年ほど前から、手を変え品を変え使われてきた、手垢まみれの素材だ。 演出,見せ方にポイントがあるので、紙面で発揮できていたそれを、映像で如何に展開するかがキモなのだ…

中身が薄い「ブレイドアンドソウル」

作画はそこそこ,音響は良くはないが酷くはない。 パッと見は、そんなに悪くないのがくせ者である。 ただ、見続けるほどに内容が薄く、特に、アクションシーンは特筆すべきところがない。 そこに気づいたあたりで、ゲンナリしてきます。 それなりに資金を投…

似非「ゼロの使い魔」。「星刻の竜騎士」

色々なところで「ゼロの使い魔」が意識されていること明らかで、酷いパクリなのか?思ったのだが、出自まで同じMF文庫J。 ヤマグチノボル氏が亡くなって、その後継に据えようって意図なんだろう... ならば、さらなる上を目指して頂きたかったところだが、残…

「キャプテン・アース」

うーん。 序盤を見た段階で申し訳ないが、やりたいことがわかりません。 BONESが作るだけあって、意図はあるだろうと、コチラから寄り添う姿勢で視聴したつもりだったのだが、それでも不明。 作画とか劇伴は大したものなんだが、シナリオが... 俄には信じが…

カードバトルは、僕に合わない「selector infected WIXOSS」

「WIXOSS」ってトレーディングカードゲームを宣伝する為のアニメーション。 TCGは、「遊☆戯☆王」からして僕のソリにはあっていなかったので、どうしようもない。 まあったく、面白さがわからないのだ。 断っておくが、見続けようと努力はしたし、気に障る岡…

悪い方の角川「悪魔のリドル」

っていうか、角川はほとんどが「悪い方」なんだが、最近はスタッフや放送局などをロンダリングしてきていて、実際に称し視聴してみないと判断しづらい。 この「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」と似た構造は割と好きで、作画と劇伴…

「M3〜ソノ黒キ鋼〜」

コイツは、暗くて印象が薄い。 いや、単に画面が暗いだけじゃなくって、物語も暗い。 それなのに、引き込まれる要素が序盤には皆無で、引っかかるところがないんである。。。 と言うことで、途中視聴終了。

健全さが腰折れして、ガッカリ「健全ロボ ダイミダラー」

なんて言うか、結局、おっぱいの露出はあっても、光が仕事をしてソフトを買わないとみることはできない商売には、げんなりである。 卑猥なことを口にするだけして行動が伴わない、口だけ将軍。 キャストが立派だったり,劇伴を頑張ったりしているのは認める…

「エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜」

ガストの「アトリエシリーズ」をアニメーション化。 以上。 これだけだと酷いので補足すると、ゲームの雰囲気を取り上げ、そこを重視した作り。 「ARIA The ANIMATION」の線を狙ったモノと思われる。 残念ながら、資金不足か,コストダウンの賜か、放送開始…

コイツは悪いあやねる。「ご注文はうさぎですか?」

「夢喰いメリー」以来、久しぶりに「佐倉綾音うぜー」と思った。 どちらも、芳文社の「まんがタイムきらら」系雑誌に掲載されている原作なのだが、そんな縁があるのだろうか? 誰がここに起用したのか、すごーく気になる。 逆に、使われて成功した例に「じょ…

「暴れん坊力士!!松太郎」

「のたり松太郎」が原作って、いつの時代のだよ?感が満載であるものの、昭和レトロな雰囲気が出ていて悪くないところもあった。 その部分では、東映アニメーションがいい仕事をしています。 つまり。絵だけで語るなら、高い完成度だったのだ。 残念ならが、…

3DCGが存外合っていた「シドニアの騎士」

「団地ともお」や「キングダム」のとき、「3DCGで人間を描こうなんて1000万年早いんぢゃ、ボケ」との主旨の感想を書いた。 が、「シドニアの騎士」に限っては、そんなことはなかったと述べておく。 原作が、「人間が光合成する」トンデモ設定の上,生気を漂…

本編のテイストを夢見ると、怪我をする「ソウルイーターノット!」

あの「ソウルイーター」が、一回の萌えアニメに身を落としてこうなった。 マカ=アルバーンをはじめとする本編の魅力は、登場人物の目つきや,何かしでかしそうないい意味での「悪さ」だった。 モエモエの画風,毒気を抜かれたキャラクターの所作に変更され…

止め絵が酷い「風雲維新ダイ☆ショーグン」

発売された頃のPCエンジンのような、止め絵+口パクにゲンナリした。 臨場感を出すためか、カメラがぶれるような演出を取り入れていて、画面が終始細かく振動するんだが、こいつが視聴していて存外に疲れを誘う。 それにしても、頭髪さえも全く動かさないと…

「ブラック・ブレット」

序盤だけ見る限り作画は安定しており、とりわけ女の子のキャラクターの可愛さはあったりするのだけれど、それ以外は引っかかるところがありません... シリーズ構成は浦畑達彦氏なので、腕は確かなハズなのに... ならば、原作そのものがアレなのだろう(未読…

全てが雑な「神々の悪戯」

所謂「乙女ゲー」をその出自としていて、ゲームのファン層や声優フェチ向けに作られたのだと推察する。 それにしても、この手のモノは相変わらず人気男性声優の「声を聴かせる」ことだけに腐心していて、完成度の高さを追求していないのが気になる。 キャラ…