止め絵が酷い「風雲維新ダイ☆ショーグン」

 発売された頃のPCエンジンのような、止め絵+口パクにゲンナリした。
 臨場感を出すためか、カメラがぶれるような演出を取り入れていて、画面が終始細かく振動するんだが、こいつが視聴していて存外に疲れを誘う。
 それにしても、頭髪さえも全く動かさないと、こんなにも安っぽい印象になるのかと、妙なところに得心した。
 このように絵を動かさない極致の作品としては、「さよなら絶望先生」シリーズがあげられる。
 が、これはキャラクターデザインと作風の兼ね合いで違和感がなかった。
 
 詰まるところ、使い分けと思うんだが、ここでは外れたのであって、それを見極められなかった渡部高志氏は、監督の器になかったと言うことだ。
 そもそも、当たり外れがある人だからねえ。
 
 ってことで、視聴中止なのである。