2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

正統派ファンタジー「七つの大罪」

日曜午後5時からの放送枠として相応しい、少年漫画原作ファンタジー。 このような作品が続くことを、この枠には期待したい。 週刊少年ジャンプ的に主人公たちがインフレ的に強くなるのではなく、最初から最強の設定。 ただ、理由があって発揮できる力が制限…

期待しすぎて肩すかし「SHIROBAKO」

だが、おもしろい作品だったとは思う。 アニメーション制作スタジオを描いた業界モノってこと、水島努監督のオリジナル作品であることが手伝ってか、方々でバイアスが掛かり高い評価を得ていただけに、遅れて視聴した分だけ、肩すかしを食らった感が。 一般…

初期の良さ薄れた「デュラララ!!×2 承」

事前の特番で、キャストの神谷浩史氏が「5年の空白を感じさせない」旨発言していたが、とんでもない。 制作スタジオの名義変われど製作スタッフ変わっていないと語られていたが、一期「デュラララ!!」の持ち味だった混沌感,スピード感が薄れ、ごくフツー…

ボクの思っていたのと違う...「艦隊これくしょん -艦これ-」

と、多くの視聴者が感じたのではないかなあ、と。 元となったブラウザゲームのテーマ「深海棲艦との戦い」に重きを置きアニメーション化すれば妥当な線ではあるものの、「艦これ」を通じ大日本帝国海軍の歴史に触れたような人から見れば、食い足りない印象と…

重なる不幸に涙「ガンダム Gのレコンギスタ」

久々に、富野由悠季氏が指揮をとったガンダム。 んが、ここへ至るまでに「おしゃれガンダム」に染まってしまった視聴者が多く、原点である富野節について行けない者が続出。 ボクも、危うく脱落しそうに。 4〜5話までリハビリ期間が必要だった。 メカのCG部…

高校野球を描いた頂点「ダイヤのA」

高校野球を経験した作者が描く原作の味を活かした、アニメーション化。 試合での場面は、「おおきく振りかぶって」で水島努監督が推し進めた、グランドのレベルに近い視点を採用することで、「主人公たちがプレイしている」実感を得られる仕上がりとなってい…

「四月は君の嘘」

ピアノを弾く「元」天才少年の成長譚。 ただの「ボーイ・ミーツ・ガール」ではない原作の意図を汲み、キッチリとアニメーション化してきた。 実は、音楽の要素は添え物だが、その演奏部分に「これでもか!」とのこだわりを見せ、作品の厚みを増させることに…

とっ散らかって終了「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」

分割2クールの後半戦。 シナリオの良さで引き続きの視聴を決めたのだが、終盤に思わぬ波乱が... 何と、10話で終了。 急にここで終えることを決めたためか、まとめの段階になって話はぶつ切り。 話数を割いて丁寧に作っていけば、良い評価となったのかも知れ…

初心忘れた「Go!プリンセスプリキュア」

「ふたりはプリキュア」から始まったこのシリーズ、当初は「女の子向けドラゴンボール」を標榜し、徒手空拳のアクションが売りだったハズだ。 タイトルが大きくなり過ぎ、親御さんの要求を飲まざろう得ないことは推して図るべしだが、流石に、それらをまるっ…

テンプレのハーレム「聖剣使いの禁呪詠唱」

ヒロイン格の声優さんが(ふがふが)な人たちで、耳障り悪い。 特に、序盤の竹達彩奈さんの無双っぷり、逆方向に特筆すべきモノがある。 しかし、これ、「呪文を唱える」地味な手段で怪物を倒すのに、その演出がまんま地味。 これでは、アニメーションとして…