正統派ファンタジー「七つの大罪」
日曜午後5時からの放送枠として相応しい、少年漫画原作ファンタジー。
このような作品が続くことを、この枠には期待したい。
週刊少年ジャンプ的に主人公たちがインフレ的に強くなるのではなく、最初から最強の設定。
ただ、理由があって発揮できる力が制限されているなどの工夫が原作でも最初からされており、それを踏襲したことで、ストーリーに深みが増した。
それだけに、先の展開を読めるところもあるが、そこはこども向けと割り切ってしまえばいいだろう。
原作よりもさらに少年漫画っぽいキャラクターデザインも合っていた。
残念なのは、希に作画崩壊し、ヤマ場となる終盤に集中して発生したこと。
いきものがたりの前半OPが良すぎて、他が駄作に聞こえてしまったこと。
彼らの曲を使用したのが失敗ではなくて、OP, EDは、全部いきものがたりさんに依頼できなかったのかと考えていたりする。