2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

OP以外は、ちょっとずつもの足りない「落第騎士の英雄譚」

ぱっと見のスタートが、テンプレのハーレム物っぽかったぢゃないですか。 1話でお約束は処理し、やりたいことを...と考えていたと推察するものの、「狙う熱い部分」への頑張りは見えたけれど、リソースの制約の壁にぶち当たっていた印象。 基本的に、作画な…

「ランス・アンド・マスクス」

ヒロイン幼女の気持ち悪さは何だ?としばらく考えていたが、「ロウきゅーぶ!」だった。。。 アチラは、シッカリとバスケットボールの基本を押さえて描かれたものだったから無問題だったが、コチラはそういった背景を察せない媚び具合(演技プラン)がかなり…

異文化交流失敗「THUNDERBIRDS ARE GO」

名を馳せた人形劇「サンダーバード」を、CG+特撮の併用で再映像化。 それ以外は、全くコンセプトを変えない質実剛健ぶりで、オールドファン感涙,新規参入組呆然。 年代的にも新参者なボクは、ちょっと合わなかった。 世代が持っている「空気感」ってあるか…

男子中高生のアタマを具現化?「ヘヴィーオブジェクト」

オブジェクトにやられる味方は軽いし、やり返そうとする主人公たちも軽い。 絵柄の軽さにも拠るのだろう。 が、メインキャラのセリフ回しの軽さも、見逃せない不味いポイントだ。 オブジェクトは「巨大」というより、中途半端な大きさだ。 「デス・スター」…

お金の臭いをプンプンさせすぎ「かみさまみならい ヒミツのここたま」

コイツは、バンダイのドールハウス参入の足がかりとして、制作された模様。 したがって、ロコツに「ここたまハウス」とそのオプション品の販促が入る。 それが、見ていて、大変うざったい。 その贖罪か、「プリキュア」シリーズで得たノウハウ、「親御さんに…

名作を政治色に染めすぎ「ヤング ブラック・ジャック」

名作「ブラック・ジャック」の前日談とされているようだが、そもそも原作にてコアな部分は描かれているため、本当の蛇足のような内容。 それも、1960年代の反体制を主としたヒッピー文化の影響を強く受けていて、最早「医療もの」である必要さえない。 これ…

「WORKING!!」史上、最低の「WORKING!!!」

個性強すぎるキャラクターたちが織りなす物語を、ハッピーエンドへ向けまとめる使命を持った本作。 (実際は、年末の「1時間スペシャル」を待つことになったが...) ここでの失敗は、また監督を変えてしまったことではないだろうか? 鎌倉由実氏の力不足とい…

「乱歩奇譚 Game of Laplace」

江戸川乱歩の推理小説を、現代に置き直したオリジナルだ。 その分、相当にムリな展開もあるのだが、そこはアケチをコバヤシの気持ち悪さでしのぎきってしまおうってプランだったのだろうか?? ただ、怪人二十面相を積極的に絡ませようとした第3エピソード以…

映像化のタイミングが早ければ...「それが声優!」

「さよなら絶望先生」の久米田康治の弟子(笑),もしくは「ハヤテのごとく!」原作者の畑健二郎による同人誌をアニメーション化。 声優業界を目指す向きに綴った体の、「あるあるネタ」集だ。 原作を、経験豊富な現役女性声優あさのますみ氏が書いたことで…

「To LOVEる−とらぶる−ダークネス 2nd」

月刊誌連載になり原作のストック確保が容易でないとは言え、もうないと思っていた「ダークネス」が、約3年ぶりにアニメーション化された。 このシリーズをより良い方向へ導いた大槻敦史監督が、続投。 そして、シリーズ構成も担当された。 原作の意をより汲…