「WORKING!!」史上、最低の「WORKING!!!」

 個性強すぎるキャラクターたちが織りなす物語を、ハッピーエンドへ向けまとめる使命を持った本作。
 (実際は、年末の「1時間スペシャル」を待つことになったが...)
 ここでの失敗は、また監督を変えてしまったことではないだろうか?
 
 鎌倉由実氏の力不足という意味でなく、1期・平池芳正監督が作り上げ,2期・大槻敦史監督が強化したアニメーション版「WORKING!!」と、持たれている才能の方向性がかなり異なると思うのだ。
 180℃違うどころでなく「ねじれの位置」にいるくらいに、だ。
 鎌倉氏が担当された本作のEDで見てとれる*1
 
 違うテイストの踏襲,濃いキャラクターを操っての店仕舞い作業は、他人の土俵故の苦労があったと推察する。
 そういったしがらみない「鎌倉版・WORKING!!」を、是非見たかった次第。
 
 次作に。期待しております。

*1:追記すると、実は「「WORKING!!」シリーズのEDで、「まつ毛にLOCK」の演出が一番好きだ。