2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

先行逃げ切り型で正解「アスタロッテのおもちゃ!」

語弊を生みそうな書き方になるが、「アスタロッテのおもちゃ!」は作り方に無理がない。 釘宮理恵のツンデレツインテール,佐藤利奈の好青年*1に象徴される通り、あまりにテンプレート過ぎてちょっと気恥ずかしい配役も、堂々と採用してしまっている。 これ…

あと少し背景の描写は欲しかった「変ゼミ」

OAD化されたあとのテレビアニメ化だったためか,「よんでますよ、アザゼルさん。」と30分の枠を分け合い尺が足りなかったせいか、キャラクターの背景について描写が少なすぎた印象。 モーニング・ツーを読んでいて知っていると話は別になるのだろうが、メイ…

実写パートなんて、いらなかったんや!「30歳の保健体育」

真面目に、微妙すぎた実写パートは不要だったでしょう。 最新の絵柄で、80年代ホイチョイプロダクションの「見栄講座」的マニュアルを展開、手垢がつきすぎ忘れてしまっていた方向だった点が、逆に新しい? 本作、とりわけ見るべき点はないが、視聴を避ける…

古き良き昭和の香り「Droronえん魔くん メ〜ラめら」

女の子の動き,特にアクションシーンの中割りが昭和を感じさせる風合いで、あまた作られているゼロ年代以降のアニメーションでは、極めて異色。 ドラゴンボールより前、ファーストガンダムの頃の感じである。 恐らく舞台設定は1970年代と思われるので、その…

これもひとつの萌え四コマの方向性「Aチャンネル」

萌え四コマのアニメーション化は、「あずまんが大王」から「ひだまりスケッチ」(一期)へと、抽象的表現へと先鋭化していったが、「Aチャンネル」は、その振り子を大きく揺り戻した。 原作のキャラクターデザインが記号化の極致であるのを、逆手に取った形…

女性声優さんネタは前回にてお終い

だったりします。 もとより、上げた方は、ここを始めた時点で書いておきたいなぁと、思っていた方たちですので、二年越しで完結したことになります。 ここで書いた後に沢城さんが受賞したり,小清水さんがプリキュアになったりしているのは、単なる偶然でも…

僕の好きな女性声優(3)−伊瀬茉莉也さん

(1)の沢城みゆきさん編はコチラ。 (2)の小清水亜美さん編はコチラ。 キュアレモネードの人。 幼さを醸し出しつつも張りがある声を出せる、これは希有。 使い勝手が良いからか、Yes!プリキュア5シリーズでは、5人の中でお当番回は最多である。 演技力と…

マイナス同士の乗算はマイナス「緋弾のアリア」

J.C.STAFFにこのタイプの原作を預けると、皆、「灼眼のシャナ」の劣化版にしかならないのか... 原作の込み入った設定を免罪符に語る向きもあるが、僕は、描写や間合いのコントロールに致命的欠陥があると感じた。 だから、中盤を盛り上げるはずだったハイジ…

「ブラック・ラグーン」#29 Roberta's Blood Trail - Codename Paradise, Status MIA

OVA

ロックが「個人として、張と手打ちをした描写がない」ところに、個人的に引っかかっていた*1のだが、それでも原作未読でアニメ派からは、急速にロックが悪党化しているように見えるようなので、アニメーション版"El Baile de la muerte"編の落としどころは、…