2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」

麻奈実に関する描写が大幅にカットされている点が、残念である。 原作では語り部である京介の思い込みによるミスリードもあったから、そこを絵で見せられると「実は、客観的に正しいことを視聴者に見えてしまう」ため、不用となった部分があったのは認める*1…

ギャップの演出の妙「はたらく魔王さま」

魔王(エンテ・イスラ)側と地球側のギャップ,魔王たちの地球での生活ぶりなど、微妙な「世界観の中での常識」とのズレを楽しませるところが、本作の真骨頂。 「SHUFFLE!」などの細田直人氏が監督,「ケロロ軍曹」などの横谷昌宏氏がシリーズ構成を担当。 …

分割2クールにする必要性を感じない「革命機ヴァルヴレイヴ」

1クール目を視聴し終えたところでこれを書いているのだけれど、既に、僕はそう思っている。 抑も、サンライズほどの大スタジオが、1クールで息切れするはずがない。 逆に、通して放送した方がスピード感がでたと思うし、アキラがヴァルヴレイヴに乗ったとこ…

これがホントの日常系?「ゆゆ式」

いや、ちょっとは違うのだろうけれど、自分たちも高校生時代には、「ゆゆ式」のような実にクダラナイ言葉遊びをしていたよね。 思い起こして、こそばゆかった。 数多、日常系アニメと言われるモノは作られているのだけれど、そのほとんどが萌えアニメだ。 テ…

「せっかち伯爵と時間どろぼう」

ああ、二話目にして、久米田康治流小ネタの羅列になってしまふのね。 ちくび券を発券したモノの残念乳首だったり*1、真心ちゃんのパンチラが木村カエレ並の残念パンチラだったり、あらゆるサービスが残念である。 本当に、残念。 ※この文章には、本音で書か…

名アニメ監督への正しい道のり(ステップ)などない

宮崎駿監督がそうだったからってだけでなく、原画→演出→監督と階段を上るのが一般的なようだけれど、このステップを踏んだら名監督いや少なくともよい監督になるとは限らない。 特に「これ」とは、名指しで例を挙げることはしないけれど、むしろ、全体のコン…

宮崎駿監督の引退に寄せて

遅きに逸した感はあるけれど、テレビアニメの感想が遅れている分だけ詰めて書いていたということで、ご容赦願いたい。 これまで一切触れていないように、最近の宮崎アニメを、僕は評価してない。 軽妙洒脱な宮崎節から大艦巨砲主義に変節していった時点で、…

素晴らしき哉、小倉唯の棒読み「変態王子と笑わない猫。」

カントク絵が動くことを楽しみにしていたので、その部分は100%以上の出来上がりを堪能した。 流石、最初にのいぢ絵を動かした、J.C.STAFFである。万歳。 褒められるのは、これだけ。 感情の起伏がないキャラクター設定なら、棒読みの小倉唯を起用しても差し…