2012-01-01から1年間の記事一覧

「黒子のバスケ」にまつわる異常な出来事

コミックマーケット83への出展に対する件で、行き着くところまで行き着いてしまった「黒子のバスケ」にまつわる脅迫だけれど... ついに一般へ認知されたと言うことと,最大の同人即売会でこのジャンルに壊滅的な打撃を与えたことで、犯人の所期の目的は果た…

気がつけば、福圓さん

先日「女性声優さんで誰がノっているか?」って話があり、「それは、福圓さんでしょう!」となったんだけれど、今ひとつピンとこなかったので、福圓美里さんについて調べてみました。 (クリスマス絡みの三連休に、なにやてるんだ?w) 今年では、スマイル…

キャラクター達の見せ方が物足りない「ソードアート・オンライン」

作画は見事だ。 とりわけ、アクションシーンは、サンライズもビックリの躍動感である。 これを堪能するだけでも、見る価値はあるだろう... しかしながら、主人公の設定こそシッカリしているものの、脇役のキャラクター達は存在感が希薄で、魅力を感じない。 …

付け足しのメディア展開なのでボロボロ「探検ドリランド」

色々な意味で国民的な、携帯電話向けソーシャルゲームが原作ですな。 販促だからゲームの雰囲気優先とせざるを得ないので、アニメーションで動かした場合にキャラクターのデザインに違和感がある。 特に、アクションシーンでは、それが顕著になるのだ。 思う…

「アルカナ・ファミリア」は無駄に説明が多すぎる

タロットカードをモチーフとした乙女ゲームが「アルカナ・ファミリア」のオリジナルらしいが、序盤からそれにまつわる説明が多すぎて、物語の流れがぶった切られていると感じた。 その酷さ一点しか不満はなかったが、非常に気に障ったので視聴終了。 女性向…

「キングダム」

テレビアニメーションを視聴していて3D酔いのようなものになったのは、「キングダム」が初めての経験だ。 メインのキャラクターたちも含めかなりの部分が3DCG化されており、これへの判断が本作の評価を大きく左右することになるかも。 で、僕は全く受け入れ…

「ちとせげっちゅ!!」の完成度は高いけれど

それは、あくまで5分間の作品としてのことだよねえ。 もっと尺があればとか思わせない分、このシリーズのの5分間アニメーションは良くなってきている。 ただ、5分間ではやっぱり薄口だ。 前も書いた通り、わざわざ録画してまで見るものでなく、テレビをつけ…

ガタピシと音がしそうな雑さ「トータル・イクリプス」

導入部が、あれほど冗長になる理由が解せぬ。 少々きつい書き方となるが、全て削除しても本編にほとんど影響しません。 ストーリーに関しては、組み直しが可能であることは、僕にもわかります。 先に話が進んで以降も会話のつなぎ方などが極めて雑で、役者さ…

夏のおっぱい枠「だから僕は、Hができない。」

「セル版でおっぱいみせるから、放送はこれで我慢ね」ってだけのもの。 でも、富士見書房系で一時期乱発された、どこから連れてきたかわからぬ声優陣による学芸会ではなく、聞けるものにはなっていた。 そこは改善されていたものの、絵の扱いが問題である。 …

女性視点ならアリなのですかね?「夏雪ランデブー」

ノイタミナ枠なので、その主旨からすれば女性がOKなら仕方ないです。 前の旦那のクズっぷりに腹がたち,ヒロインのビッチ具合にむかついた。 「夏雪ランデブー」は、むかつくストーリーの骨格以外良く出来てはいるのだが、それだけで許せないものがある。 本…

HJ文庫枠としては格段の進歩も「はぐれ勇者の鬼畜美学」

HJ文庫のアニメーション化を密かにwatchしているものとして、こう、何というか、メディア展開の質が徐々に向上して行っていることには、敬意を表します。 後発として、良く前に進んでいると思うのですよ。 音響とか,役者さんの選択から演技に至るまでの構築…

「LUPIN the Third −峰不二子という女−」

まさか夏クールの「視聴を止めたものリスト」へ、コレが早々に加わるとは予想していなかった。 恐らく、2012年夏クール*1で最悪のひとつになろう。 「ルパン三世」アニメーション化40周年といったお題目は兎も角、これはテイストや劇伴などを一新するまたと…

「カンピオーネ!」

う〜〜〜ん。 正直に申し上げて、これは何をやりたいのかよくわからなかった。 原作は10巻以上続いているので、それなりに持っているモノがあるハズ。 んだが、その片鱗が、ストーリー展開から全く見えてこないんである。 シリーズ構成をするに当たって、大…

「貧乏神が!」のパロディーは良し!でも...

「貧乏神が!」の原作は、パロディー+ギャグ,そしてちょっとシリアスのバランスの上で成り立っている。 このアニメーション化は、そのところを心得て作ってる。 「銀魂」のサンライズというか,藤田陽一監督というか、抜かりありません。 強いて書けば、何…

がっかりなP.A.WORKSに逆戻り「TARI TARI」

「Another」で普通にアニメーションを作れるようになったかも?と思わせたP.A.WORKS、残念ながら「TARI TARI」で元の背景が綺麗なだけの会社に戻ってしまった。 話が洗練されていず、進み方が突っ掛かり,突っ掛かりだったり、整理されていない無駄な台詞が…

穴埋め式企画は避けていただきたく

つまり、ライバル各誌の掲載漫画をジャンル別に分類して、他誌で受けてるけれど自分のところにないものを、埋めるように新連載を企画するのは、如何なものかと。 青年向け週刊漫画誌が乱立していた頃、特にこの傾向があってウンザリしていた(で、ほとんど読…

手堅い作りの「探偵オペラミルキィホームズ Alternative ONE 〜小林オペラと5枚の絵画」

今回の特別編は、ミルキィホームズが主役。 前回特別編はG4をフューチャーしたから、いいバランスだろう。 そして、特別編「は」最初からマジです。第二幕とは違います。 短編のやりきりだから、直球勝負が良いのは当然なのだけれど、第二幕で何故この半分程…

いわゆるファンディスク「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」

「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」は、エロゲーのファンディスクの位置づけになると思われる。それ以上でもそれ以下でもない。 全国大会準決勝の先鋒戦以外は駆け足で処理、「咲-Saki-」を知らない人には何のことかわからない内容に割り切っているの…

彼女が死んでる系は...「さんかれあ」

このクールは「さんかれあ」以外にも、彼女が死んでる(しまった)系では「黄昏乙女×アムネジア」もあったりして、ちょっと辟易としていたりした。 「さんかれあ」にはコチラの世界観があり、作り込みされているとは思うのだけれど、比較すると完成度で少し…

異質なタイプ「あっちこっち」

なんですな、「まんがタイムきらら」系の原作としては。 男性キャラが本編に深く関わっているモノが、本当に珍しいのだ。 伊御とつみきの微妙な関係がキモの本作、この描写は100%成功している。 高い水準で完成されていると思うのだ。 少々余計にデフォルメ…

「ヨルムンガンド」

当ダイアリーの記事をいくつか読んだことがあれば察しがつくと思うが、僕は基本的に「声優としての」伊藤静はかなり嫌いである。 周りの役者さんが上手いと感じるにつれ、ココ・ヘクマティアル役が伊藤静であることに違和感を深めていたのだが、終わり近くに…

パチンコマネーの威力を知る「アクエリオンEVOL」

コイツは作画とGCのクオリティーの高さに、ぶったまげた。 制約を少なくすれば、日本の深夜アニメでも、「ここまで出来る」ことを示したベンチマーク的作品だろう。 パチンコになることを勘案しての演出は、無問題と書くと嘘になるけれど、歌舞伎の見得を切…

作って良かった?「黄昏乙女×アムネジア」

スクウェア・エニックスで連載されていた「ヒロインが幽霊」といえば、「夏のあらし!」が有名。 雰囲気はかなり異なるけれど、序盤の「黄昏乙女×アムネジア」は「夏のあらし!」と被って見える部分があって、見続けるか悩んだ。 つまり、期待はあまり出来た…

スフィアファン御用達「夏色キセキ」

ヒロイン四人の設定が中学二年生のためか、「フレッシュプリキュア!」や「とある科学の超電磁砲」より引用した演出がなされていたり,制作がサンライズだったりしたので、少し期待をしたものの、肩すかしに終わてしまった。 「夏色キセキ」は、上記タイトル…

真摯さが伝わってくる「ちはやふる」

マッドハウスが日本テレビの傘下に入ったことによる采配と理解しつつも、この題材を扱うことに不安はあったんだが、そんなものは一切払拭してくれた。 素人にもわかりやすく、鮮やかに競技かるたを伝えたことに、喝采を送る。 競技かるたはわからないけれど…

作画のクオリティでは埋められないものが「Fate/Zero」

ちと驚いたのは、聖杯がとても豪奢とは思えぬ見た目だったこと。 元々そのような設定だったのかも知れないが、拍子抜けだった。 品質は高いが、セイバー以外は戦闘描写も迫力に欠けた気もする。 1クール目で書いたことの繰り返しになってしまうが、「Fate/st…

普通の出来にガッカリ「めだかボックス」

出だしは、よくコントロールされていたので、期待したのですよ。 GAINAX制作だったのを忘れて。 が、やはりGAINAXはGAINAX、己の殻の範囲でしか仕事が出来てない。 前半意図的に避けていたのだろうが、終盤の西尾維新特有の長台詞の投げ合い,これは避けて通…

子どもは時間の流れが遅いから

一ヶ月って、大昔の話になるんですよね。下手すると、忘却の彼方。 何を書きたいかっつうと、朝日放送(全国的には、そうでなかったハズ...)における「スマイルプリキュア!」の扱いなのだ。 全国的にオリンピック総集編で休止されたのはいいとして*1、その…

個人的に見るのが辛い「つり球」

「つり球」のハルという子は、「学生時代、こういう人いたよね」ってところを強烈にデフォルメしているのだろう。 実際に僕の義務教育期間中同じ学年にこんな感じのかなり痛々しい子がいたので、それが気になりだすと見続けるのが苦痛だった。 高く評価して…

目新しさない「坂道のアポロン」

んん、女性向け漫画が原作なので、そちら方面では新しいのかも知れない。 が、例にを挙げればきりがない程、男性向けには結構あったような骨格だ。 そこで、音楽ものなら伝家の宝刀「菅野よう子」を抜いたようだが、宝刀過ぎて、余計に原作の(僕が感じる)…