真摯さが伝わってくる「ちはやふる」
マッドハウスが日本テレビの傘下に入ったことによる采配と理解しつつも、この題材を扱うことに不安はあったんだが、そんなものは一切払拭してくれた。
素人にもわかりやすく、鮮やかに競技かるたを伝えたことに、喝采を送る。
競技かるたはわからないけれど、事細かに調べ落とし込んだとしか思えない作画,演出で、キチンと下調べが作品に活かされている感がある。
かるた部の五人(瀬戸麻沙美さん,宮野真守さん,茅野愛衣さん,奈良徹さん,代永翼さん、みんなだ。)をはじめとして、どの演技も「ちはやふる」仕様となっていて、非の打ち所がありません。
終わり方も、「まだ上のプレイヤー(?)いるよ」という「見せ方」に工夫が凝らされていて好印象だ。
ひとかたまりの物語だから当たり前なのだけれど、OPとEDは、どちらもほぼ変更なして使い続けたのも良かった。
「ああ、「ちはやふる」が始まる」って感じに、盛り上がったよね...
よみうりテレビの放送が1クール遅れだったのは、残念だった。
制作が決まった二期は、是非、同時期の放送としていただきたい。