2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ありがちな設定を、飽きさせずに見せた「実は私は」

ヒロインが皆人外とか、本当に手垢まみれの設定なのだけれど、ヒロインの「実は...」を明かしていく演出の妙があって、飽きずに見終えた一作。 作画が雑な印象があって損をしていると思っていたが、このテーマ・内容で女の子がキッチリ可愛かったりすると、…

真っ当なギャグ作品「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」

下ネタは「どれだけやり切るか?」に成否がかかっているとボクは思っているので、この振り切った方向には大賛成。 シリーズ構成の横谷昌宏サンは、当たり外れ何でもやるタイプと見て取れる*1ので、鈴木洋平監督か、他のスタッフに寄るところが大きいのだろう…

料理ものとして納得の出来「食戟のソーマ」

流石、満を持しての週刊少年ジャンプからのアニメーション化と言うべきか、料理ものとして王道の展開+納得させるストーリー作りに舌を巻く。 「料理作画監督」を置いて*1の料理へのこだわり、これが遺憾なく発揮されていて、極めて美麗。 夜中視聴すること…

前作から格段の進歩あり「ベイビーステップ(第2シリーズ)」

第1シリーズは感想に記したとおり、テニスをプレイしている作画にかなりの「難」があった。 この点が大きく改善され、ワンランク上のアニメーションとなったと思う。 ご時世か、多くのプレーヤーの動きが錦織圭選手風になってしまったところは、まァ、ご愛…

白泉社の赤髪連チャンには疑問「赤髪の白雪姫」

「暁のヨナ」に続き、白泉社は何故ヒロインの赤髪コンプレックスもの?と続けてアニメーション化したのか悩むのだが*1、本編は、違った形での王子様に頼らない現代的ヒロインが描かれていて、好感を持った。 また、ゼンを演じる逢坂良太サンを含め、これ見よ…

真っ直ぐラブコメ!!「俺物語!!」

猛男の良さを上手く伝えきったところが、本作のポイントだったと思う。 「猛男の良さがわからぬ女子は相手にしない(ちょっと、影ありそうだが)砂川をはじめ、出てくるキャラクターが「皆いい人」であることが、大きな魅力となっている。 性格悪い奴が登場…

スピンオフ作品としてGood!「長門有希ちゃんの消失」

名にし負う、「涼宮ハルヒの憂鬱」のスピンオフ、というか「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」のスピンオフかも。 骨格は本家の「涼宮ハルヒの消失」に該当する部分を持って来ていて、そもそも美味しい箇所の展開ではあるけれど、それをキッチリ料理しきった点がスバ…

広げすぎた風呂敷をどうも出来ず「ゴッドイーター」

「原作ゲームチームのメカ監修が入った」「信頼の置けるアニメーションスタッフ」など、期待を膨らませる前宣伝番組のあと、第一話から放送延期。 そのあともぶつ切り放送で、アタマに入らない上に、内容が翻っても薄い。 作画はクセあるものの、流石と思う…

これ、いつ作ったのだよ...「空戦魔導士候補生の教官」

最初の安っぽい3DCG以外は、OPからして紙芝居。 2015年制作のものとして、これを見るのは辛すぎる。 キャラクターは深みがないテンプレ設定、それでも女子が可愛ければまだマシだけれど、そこは、所詮、紙芝居の域。 後に登場する劇中のアクションシーンはお…