2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

フルCGにはしたけれど?「GON -ゴン-」

そのかけた手間が作品の出来に反映されていない、ありがちな顛末。 原作の影も形もない。 時間帯からして、子ども向けにアレンジしたのであろう。 しかし、動物たちが、皆、アホ過ぎる。 子ども向けと、キャラクターをアホにするのは、同義ではない。 いくら…

新たなジャンプアニメの主役かも「SKET DANCE」一年目

例によって、週刊少年ジャンプは未読であることを断りつつ... 後付けの箇所もあるのかも知れないが、思いのほか各キャラクターが有機的に関係していて、面白く見させてもらっている。 ギャグ回,シリアスに振った回のバランスも絶妙で、グイグイ引き込まれる…

魅せるモノあった「未来日記」

原作が未完のママこのような類を映像化するのは、一般に難しい。 細田直人監督×高山カツヒコ脚本のコンビは、それにもかかわらず、十二分にこの原作の魅力は引き出せたと思う。 これだけのキャラクターが出てきて2クールあると、シナリオのコントロールを失…

「男子高校生の日常」

「スクールランブル」や「宙のまにまに」など、高松信司監督の学園ものは、アタる印象がある。 このリストに、「男子高校生の日常」も加えられると思う。 高校生なんて自分たちが思っている以上におバカである。この面白さは、高校生や大学生にはわからない…

まだ話を広げる余地があった「アマガミSS+ plus」

もう「アマガミ」で出来ることはないんじゃないかと疑って見はじめたが、橘純一の変態力とスタッフの妄想があれば、まだ「あるんだ」と納得。 事前予想を裏切る面白さに、感服した次第です*1。 各ヒロインとも、個性を活かした後日談に仕上がっているのだ。 …

道中で無念の失速「べるぜバブ」

「夢色パティシエール」の穴埋め程度に見ていた、つまり期待してなかったのだけれど、思いの外綺麗にシナリオがまとまっていて、途中までは好感を持って見ていた。 ただ、ベヘモット34柱師団がチラッと顔見せしたあたりから、一気にキャラクターの動きが重く…

これは良い裏切り「パパのいうことを聞きなさい!」

ラノベではあるが、「パパのいうことを聞きなさい!」は重たい話が多い。 その意味で、コミカライズはうまく行っていたもののアニメーション化すると見るのが辛いかのではないかと危惧したのだけれど、良い方向に裏切られた。 三姉妹の息の合いっぷりは見事…

その筋のテンプレを全う「妖狐×僕SS」

キャスティングを見た時点で、腐女子の方向けに特化した作りかな?と判断していたが、若干違い、男も見れる内容。 そうは言うても、中村悠一をはじめとした男性声優陣に重きを置かれていることに相違はなく、凜々蝶はギャルゲー原作の主人公と同列の扱いであ…

嗚呼、素晴らしき哉「けいおん!」商法

今月で、まんがタイムきらら系二誌に掲載されていた「けいおん!」が、連載を終了した。 グランドフィナーレと書けば見栄えは良いんだが、映画化で「終わらないコンテンツ」と思い込ませ劇場に動員,ソフトの予約をさせて、金を巻き上げるだけ巻き上げてから…