まだ話を広げる余地があった「アマガミSS+ plus」

　もう「アマガミ」で出来ることはないんじゃないかと疑って見はじめたが、橘純一の変態力とスタッフの妄想があれば、まだ「あるんだ」と納得。
　事前予想を裏切る面白さに、感服した次第です*1。
　各ヒロインとも、個性を活かした後日談に仕上がっているのだ。
　とりわけ、最後に配置したラブリー先輩編は、強烈だ。
　アレを思い切り演じて嫌みにならないのは、女性声優は数多くいれど、伊藤静以外思い当たらない。はまってます。
　
　強いて書けば、前作で一部あった作画の乱れを避けるためか、女性キャラの目の周りなどを直線に近い線で構成されるよう変更していて、合田浩章デザインの良さを殺してしまったことであろうか。
　
　パーフェクトを求めるのは難しいとしりつつ、そんな重箱の隅をつつきたくなるのであった。

*1:いわゆる「三話切り」をする気、満々だったのだから！