これは、音楽の使い方にとても拘った、とてもシャフトらしい作品だ。 聞くと少しイラッとする歩鳥＝小見川千明を筆頭に、キャスト陣もキャラクターに合っていたと思う。 この辺のこだわりも、シャフトならでは。 逆に、過去に使われたシャフト風演出を多用し…

前作テレビアニメ版の影響で地雷臭を感じたため、あ・え・て、単行本付属のOVAには手を出していない＝未見のため、方向転換がどこで為されたのかは知らぬが、「もっと To LOVEる」の方がより原作のテイストが出ているようで、僕の好みではある。 一話を3パー…

ロベルタ復讐編の3巻目は、ロックたちがドンパチ始まった後に現場へ到着するところから、南米のお坊ちゃまが猟犬と最悪な再会を果たすまでだ。 少し前で切った方が印象が強く残ったと思うが、敢えて「既に原作を読んでいること」を考慮に入れているためか、…

ギャルゲーやエロゲーって、アニメ化の企画としては取っつきやすいが、大抵はゲームがマルチエンディングになっているから、物語の紡ぎ方が難しい。 前作の「キミキス pure rouge」が消化不良気味となったのは、そこ。 「アマガミSS」は、そこは完全に放棄、…

もはや、アニメ化されなかったことがネタになっていた「かってに改蔵」。 既にスターチャイルドにホームページが出来上がっているので、時期外れのエイプリルフールでもないことはわかった。 OVAなどの類ではなく、地上波*1で放送する予定なんだろう。 知っ…

具体的にわかりやすいところでは、水彩画っぽい止め絵の数が増えたとかとか、一期から色々演出の方向が修正されていて、個人的に違和感があった。 頻出するキャラデザのパターンが増えたしねー。 原作準拠で順を追ってストーリーを展開しているので、そこま…

日常系アニメで、これほど絵を動かしていいの？と思うほど滑らかに動き、それでいて破綻することなく終えたのは、立派だ。 三話まではノリで見ていることはできたが、以降尻すぼみだった。 全部悪かったのではなく、田村麻奈美の回とか，ゆかりん無双の回は…

ゆるい空気感が売りの漫画原作が、これだけ「見たい」作品になると思わなかった。 アニメーションの作りはゆるいふりをしているが凝っていて、それを見せない振りしてチョイと見せたり、視聴者との駆け引きがあった。 それらも含め、この作品の殆どを肯定し…