「ブラック・ラグーン」#27 Roberta's Blood Trail - Angels in the Crosshairs
ロベルタ復讐編の3巻目は、ロックたちがドンパチ始まった後に現場へ到着するところから、南米のお坊ちゃまが猟犬と最悪な再会を果たすまでだ。
少し前で切った方が印象が強く残ったと思うが、敢えて「既に原作を読んでいること」を考慮に入れているためか、ガルシア君が助かるところまでこの巻で描写されている。
ここに至るまで押さえていた分、アクション成分が多め。
映像になって気づいたのだが、ソーヤーの大立ち回りはこれが初のハズ。
シェンホアとソーヤーが揃って暴れると、ふたりの得物が得物なので、そこらのスプラッター映画より激しく流血するw
マジで、彼女らが切り刻みまくるあたり、事前覚悟がないとクラッとくるかも。
そう言ったところは、OVAならではのキツさだ。
変わらず流石と感心させられるのは、ちょっとしたセリフに重みがある点。
張の旦那の電話は、その真骨頂だ。
「ブラック・ラグーン」の演出センスや声優の演技は、いつも素晴らしい。
ロベルタが繰り出す残酷な場面が若干削られているように思うが、これは次巻で取り返す伏線か?
僕個人はもっとやって欲しいところだが、このシリーズの結末を踏まえると、このままなのも致し方ないかも知れないが。