マンガ

「ジャンプSQ.」の購読をやめました

2007年の創刊以来付き合ってきた「ジャンプSQ.」だが、今年から定期の購読をやめることとした。 面白いと感じる連載漫画作品が少なくなったこともあるが、それより顕著に「方向性が変わってきた」と思わされるところが多くなってきたことが大きな理由だ。 つ…

試みは嫌いぢゃない「そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-」

つまり、「すーぱーそに子」をメディアミックスで、もっと広く売りだそう、ってプロジェクトでしょう? 実際のところ、病的に細いキャラクターが蔓延するなか、健康的お色気を発散する彼女を推していこうとする試みは、(僕の志向とも合致しているので)強く…

原作やコミカライズ版とは肌触りが異なる「アウトブレイク・カンパニー」

悪い意味ではないのだ。 原作もコミカライズ版も目を通していた僕としては、「見る必要は無い」と想定していたのだが、良い方向へ裏切られたということ。 バランスをとったためだと想像するのだけれど、自衛隊側(的場さんとか,みのりさん)が、ここではと…

人を選ぶ方の京アニが出てしまった「境界の彼方」

「Air」とか作っていた頃の、見る人を選ぶタイプの作品*1だ。 好き嫌いが分かれるだけ。 僕はこのタイプは嫌いなので、評価しません。以上。 と言うことで、途中で視聴終了。 当地では、「空の境界」のダイジェスト版と続きで放送されていたり、「境界の彼方…

どS最高!「犬とハサミは使いよう」

この作品の特徴は、目の描き分けがキッチリされているところカナ? どSの霧姫から犬になってしまった和人まで、同じ調子で描かれていながら、同じ目をした主要なキャラはいないのだ。 さらに「目は口ほどにものを言う」をそのまま体現していて、目の描き分け…

「せっかち伯爵と時間どろぼう」

ああ、二話目にして、久米田康治流小ネタの羅列になってしまふのね。 ちくび券を発券したモノの残念乳首だったり*1、真心ちゃんのパンチラが木村カエレ並の残念パンチラだったり、あらゆるサービスが残念である。 本当に、残念。 ※この文章には、本音で書か…

「捜査官 常守朱」はWEB連載行き

が、今月号のジャンプSQ.で発表された。 ある程度ストックを吐き出したら、人知れず自然消滅となるんだろう。 全然見れていないが、アニメーションとしての「PSYCHO-PASS」はそこそこ上手く行ってるように見えるし、漫画版も悪い印象はない(むしろ、よい)…

海外進出の是非

このところ、よく議論されているようだけれど(何故か、伝聞調)、僕は「どちらでもいい」と思っとります。 ポイントは、創作,制作に関わる人たちにお金が落ちる仕掛けを作ることが大切で、逆に出血するようになってはいけないこと。 海外のひとたちは、日…

バカバカしいメディアミックスの巻き込まれかた

「八重の桜」や「ビブリア古書堂の事件手帖」など、この二,三年で映像化を前提として、漫画とメディアミックスを仕掛けることが目立ってきた。 角川書店系のように自己完結するのでなく、漫画化などを外に出す形式。 自分が見てるところだけ皆そうなってい…

穴埋め式企画は避けていただきたく

つまり、ライバル各誌の掲載漫画をジャンル別に分類して、他誌で受けてるけれど自分のところにないものを、埋めるように新連載を企画するのは、如何なものかと。 青年向け週刊漫画誌が乱立していた頃、特にこの傾向があってウンザリしていた(で、ほとんど読…

それは可符香と望の物語「さよなら絶望先生」第30集

週刊少年マガジンの連載を追うだけでは(終盤、風浦可符香がほとんど登場しないこともあって)、謎解きが中心の印象が強くあった。 しかしながら、第30集として纏められてみると、その装丁とか,折り返しのアレとか、その他もろもろを含め、本投稿のタイトル…

嗚呼、素晴らしき哉「けいおん!」商法

今月で、まんがタイムきらら系二誌に掲載されていた「けいおん!」が、連載を終了した。 グランドフィナーレと書けば見栄えは良いんだが、映画化で「終わらないコンテンツ」と思い込ませ劇場に動員,ソフトの予約をさせて、金を巻き上げるだけ巻き上げてから…

ソフトランディングだった「さよなら絶望先生」最終話

(九州の方の?)島に舞台が変わって、ここで通常運転の出だし。 羅列ネタやあざとくキュアピース*1のようなものを登場させるなど、あるあるネタで原点回帰である。 このところ起こった内容のネタバレを防ぎつつ書くとなると厳しいのだが、そこからドタバタ…

【シャフトも】「さよなら絶望先生」風浦可符香の正体【グルか?】

当ダイアリーではネタバレしません。 まだ間に合う、300話は週刊少年マガジンを買って読むように! さて、読んだ皆さん、こんにちは。 風浦可符香の正体って、アニメーション版「さよなら絶望先生」のOP*1で、既にキッチリネタバレしていたのだねえ。 やけに…

完結に向けて加速する「さよなら絶望先生」

残り10回のカウントダウンが始まってから、伏線の回収は始まっていたんだが、いきなり先週がアレ*1で、意表をついて突然終了するかのまさかの流れ。 それが先週ああなって、まだ何かあるんですかー、っての現状。 そこら辺のストーリー漫画顔負けのジェット…

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

カテゴリーは間違っていない。 先週からジャンプSQ.で漫画版の連載が開始されている。このこと。 流石、集英社のジャンプ系と申しますか、漫画のクオリティーは若手とは思えないほどの出来、角川書店系のコミカライズが逃げ出すレベル。 ...なんだけれど、絵…

「編集王」

先週、土田世紀氏が亡くなって、変な言い回しになるが、そのことには僕は「まったく驚かなかった」。 時代背景もあるだろうし,当時幼かったこともあるが、「編集王」のような泥臭い漫画が20代若者の仕事とは思いもよらなかった。 書いてる当時に、既に人生…

「貧乏神が!」アニメ化

ジャンプSQ.に模様替えして以降掲載開始した漫画では、最もアニメ化が早いと僕は思っていた「貧乏神が!」。 新参の「青の祓魔師」に先を越されたりして、お声がかからぬまま終えてしまうのかと諦めていたところへ、このお知らせ。 決まれば、あとは、どのよ…

「ぱにぽに」大団円

先月末に発売された17巻で完結。 アニメ終了から6年,その間に掲載誌内でもテイスト的に四面楚歌の状態になりつつも続いたのは、ひとえにへっきーの尽力の賜だと思う。 以前チラッと書いたけれど、キャラの特徴を引きずり出して「動かす」のが、凄いと言うか…

荒川弘起用で、週刊少年サンデーに別の風が吹くかも?

通常をは全然違う頻度で、電車内で週刊少年サンデーを読んでいるひとを、水曜,木曜の通勤通学時間帯に見かけた。 当地はお金に厳しいと言われつつも、流行に押し流されやすい性質のため、一面を切り取り「日本全体がそうだろう」と書くのは語弊がある可能性…

「まんがタイムきらら」へ、あの人が帰ってくるゼ!

ざら先生、半年ぶり!待ってましたっ! 「しかくいシカク」は女子カメラ漫画のようなので、カメラオタの僕に合っているかも?*1 「ふおんコネクト!」が終了しちゃったため、「まんがタイムきらら」を買うのは一旦止めてしまったけど、3月9日発売号からは、…

「けいおん!」原作の終わり方、そしてアニメ版の終わり方。

とても「今更感」がある内容だが、書いておきながら破棄の対象となっていた投稿案を、埋め草に一つ。 「けいおん!」は、日常系ほのぼの四コマ漫画である。 いや、そんなアタリマエのことを改まって書かれても‥と思う方もおられようが、原作ではこれが徹底し…

こんどの「げんしけん」は何処へ行こうとしているのだろう?

再開第一話こそ、僕らの良心斑目でオチをつけてくれたモノの、先月は女の子が深夜寝込んでいる男の子のスカートをめくるという、最先端な話。 「腐女子=珍しい」ではなく、一般化した今だからの内容なんだろうが‥。 あと、僕が書くと変に見えるかも知れない…

「週刊コミックバンチ」を看取る

漫画以外も雑誌類は読んでいる方だ(と思う)が、創刊から休刊までずっと追えることは希だ。 なだけに、色々思うものもあるのだが、過去のことは前の投稿でだいたい書いたので、そこを参照。 今後の展開が発表されたが、内情は噂通り新潮社とコアミックスが…

「ひだまり」な空間と「けいおん」な空間

「けいおん!」が連載を来月号で終えると公にされ騒いでいる人たちがいるけれど、みんな薄々感づいていただろ?w 空々しくて、寒いよ。 「けいおん!」は、メインのキャラがバンドをしている体裁をとりつつ、学校生活の日常を描いていて、実に忠実に学校の…

「To LOVEる」復活

早漏さん達?のところで既出だが、ジャンプSQ.にて復活。 矢吹健太朗の「迷い猫オーバーラン!」は、ジャンプSQ.19へ移籍だ。 先に「迷い猫オーバーラン!」の話をかたづけると、アニメ版の感想の際に触れたが、幸か不幸かコミカライズが抜群に上手くいった…

「週刊コミックバンチ」休刊の件

他誌の方が落ち込んでいるように見えるためか、当地のコンビニや駅売店では存在感を増している感触を持っていたので*1、MSNのトップにこの記事を発見した時は、素直に驚いた。 言われているように、一時期「北斗の拳」外伝だけで三作も掲載していたり,今は…

くめたんに大きな流れが来ている、かも

暫くお座敷の声がかからなかった木村カエレが、「さよなら絶望先生」のオチを担当した少年マガジン発売の前日に‥。 木村カエラが、公式サイトで 「妊娠しているおり俳優の瑛太と結婚する予定であることを発表」 ですよ。 輪転機を止めても、出来るワザじゃね…

本職・漫画家ってすげー。

スパイシー大作戦(氷川へきる)が、水戸コみケッとスペシャルで7年ぶりに新刊を出した。 先生は委託に消極的だったけれど、多くの要望があって晴れて委託に。 水戸と言うことで、「納豆を食べてるだけのひだまりスケッチ本」。 でも、これが面白い。 ひだま…

今週の「さよなら絶望先生」【羅列ネタ】

アニメ制作サイドから「連載あと2年やれる?」と言われる漫画家 生きてるかすらもわかりません ‥ ‥‥ ‥‥‥ 何のことか、わかりますんw