「ひだまり」な空間と「けいおん」な空間

 「けいおん!」が連載を来月号で終えると公にされ騒いでいる人たちがいるけれど、みんな薄々感づいていただろ?w
 空々しくて、寒いよ。
 
 「けいおん!」は、メインのキャラがバンドをしている体裁をとりつつ、学校生活の日常を描いていて、実に忠実に学校のイベントをこなしている。
 なので、「けいおん!」は作者も逆らうことが出来ないほど、話が進むほどにキッチリ時間が経過していく。
 今月号で合格発表、来月号で卒業で終了ある。
 この流れ、誰も止めることは出来ません。
 「ひだまりスケッチ」と言う漫画はその辺がゆるく作られていて、例えば先月号なら「吉野屋先生が絵を描こうと思った」のが事の発端だったりする。
 掲載ページ数が多い,少ないもあるけれど、このゆるさ(または、イベントの起こし方)が「ひだまり」が長く続けられる理由のひとつ*1になると思う。
 
 昔の漫画は「うる星やつら」など時間の経過に対しゆるいものが多かったのだけれど、近頃「リアリティ」の名の下に、妙なところに厳格でイカンよね。

*1:他にも思いつく要素はあるが、それを書き連ねるのは本投稿の主旨に反するので、略。