「カンピオーネ!」

 う〜〜〜ん。
 正直に申し上げて、これは何をやりたいのかよくわからなかった。
 原作は10巻以上続いているので、それなりに持っているモノがあるハズ。
 んだが、その片鱗が、ストーリー展開から全く見えてこないんである。
 シリーズ構成をするに当たって、大枠の整理がついていないのだろう。
 花田十輝のクレジットを見た時点で、そうなる予測はついたけれど。
 
 音響は頑張っている。コレは高評価しないといけない。
 でも、劇伴がランティスなので、相変わらずスカスカな音だ。
 あまり見込みがないアニメーションへ楽曲提供する受け皿として、一定の役割を果たしていることは評価するものの、いつまでもコレでは、ね。
 
 他にも、かなりのキーパーソン(「パーソン」ではないか...)のハズのアテナ役が、棒読みの小倉唯であるとか、作者へのイジメとしか思えないところも。
 これとか「アクエリオンEVOL」など、小倉唯にはエンディングのタイアップがついて*1きたりもするが、誰得としか書きようがありません。
 
 結局、細かなところで少しずつロスしていって、魅力ないものになってしまったってことでFAでしょう。

*1:その辺、資金提供とかオトナの事情もあるのだろう。