平成の亡霊?「ピンポン THE ANIMATION」

 卓球をプレイしている際の描写や、あまりにも原作を意識した画風が気になって、素直に書くと、序盤は入り込めなかった。
 見るにつけ、キャスティングも含め、スルメのようにクセになるところがあり、これはこれで良かったと、振り返って思う。
 
 実は、原作既読だったんだが、ペコが落ちぶれて以降の記憶がない。。。
 ちょっと、グダグダになっていたところもあっって、アレだったのだ。
 そのような箇所を整理し、魅せきることができたのだから、監督とシリーズ構成を兼任された湯浅政明の手腕は、推して知るべしだろう。
 もっと、このような人に、順番が回ってくれればいいのだが。
 
 原作にこだわるあまりに注文をつけさせて貰うと、LINEを使っているような描写はあの時代に合っていないし,ゲームボーイアドバンス?もなかっただろう。
 今に合わせ調節したと推測するが、それは必要なかったのでは?
 
 それ以外は、ほぼ満点である。