心配すんなよさやか。独りぼっちは、寂しいもんな

 特定の作品にテキスト量を割くと不公平な気がするんで、当ダイアリーは「敢えて」削っている場合もあり。
 今回は、そんな削った部分の復活戦でり,9月末終了番組の感想書き始めまでのつなぎでもあったりする。
 
 「言霊」はご存じと思う。今更説明することもないものだ、よね?
 言霊を強く意識させたアニメーションの好例、何気ない一言も「置き場所で強い意味を持つ」ことを知らしめたのが、ファーストガンダムだと思う。
 これ並みのインパクトある「魔法少女まどか☆マギカ」が2011年に登場した。
 ファーストガンダムと同じこと「だけ」なら、後発の「まどか」が「並ぶほどのインパクト」を残すハズがない。
 「まどか」は、どの声優にどの台詞を吐かせるか、そこまで計算して配役を決めていたと思われる節がり、至る所にそう言う「線」が張られていた。
 
 翻って、最近増えてきた、若手声優中心のやつはどうよ?そんな計算をして、配役を決めてますか?となると甚だ疑問がある。
 イベントで人が集まりやすいとか,声優イベントを組みやすいなど、アニメーションご本尊のことを忘れたものが鼻につく。
 一人の声優をフィーチャーすべく原作を改変したりして、作者にとってもいい迷惑だが、それでも言い訳が立たないモノまである。
 
 作品の成功あって演者に光が当たるのならよろしいが、順序を取り違えると、この先、良く組み立てられたアニメーションでも誰も見向きもしない、そんなしっぺ返しが将来来るような...気がする。