何度目だ「R-15」

 所謂、角川に多くある、コストカット制作アニメーションである。
 とは言え、AICの意地なのか、意外に絵が動いてはいたが。
 
 これ迄あまり露出がなかった声優をメインに据え、以後のイベントその他諸々の計画が予算,日程面で組みやすくなる利点がある、それは認めるところである。
 んが、それは、他の部分は万全なサポート体制を敷いた上で、さらに肝心のご本尊が「それなりに」出来上がっていることが前提でなければならぬ。
 同じような仕組みで成り立っていた「探偵オペラ ミルキィホームズ」は、その辺ちゃんとやっています。
 
 角川として、は折角「GOSICK」で立ち直ったと思ったところで途端にこれ、では、ガッカリだ。