「夏目友人帳 参」
受け身だった夏目貴志*1が積極的な面を見せ始める、その変わり様を鮮やかに表現していた。
続くにつれて勢いが落ちていくもの多い中、二期を積み重ねた上での微妙な変化を、神谷浩史が好演。
他の方々もレベルが高いので、これに対する受け止めも万全だった。
以下、原作未読故、間違った物言いになるかも知れないが...
ひとつひとつは良いのだけれど、「参」全体を俯瞰すると、エピソードの選択にちぐはぐさを受けた。
受け身ばかりだった夏目が、前向きに動く故の違和感かも多少あろうが、そうでない部分もありそうな気がする。
この辺は、既に決まっている「夏目友人帳 肆」で整合が取られていくのかも知れないんで、深くは突っ込まないでおこう。
*1:敢えて、レイコさんと区別するために、フルネームで。