またもや痛々しい「凪のあすから」

 同じA-1 Picturesが制作した、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」と類似した痛々しさを、これには感じるのだ。
 「あの花」の「めんま」≒これの「まなか」
 相似である。いや、痛々しさ倍増だ。
 天然を通り越して、ひとつ間違えると精神遅滞を想起させる類。
 
 で、シリーズ構成が誰かと目をやると、あの岡田麿里氏が「あの花」に引き続きこれも担当されているのだ。
 「ああ、アナタならわかります」ってことだけれど、何故、完全どフリーのオリジナルアニメーションを構成する場合、このような痛々しい構造を作ってしまうのか、合点がいく理由を思いつきません。
 一定数に非常に受けてソフトが売れれば勝ちとの、営業的理由はあるとは思うが、これを垂れ流されるのはちょっと勘弁していただきたい。
 
 通常なら、見なければいいのだから、「見ていて、苦痛になってくるので視聴中止」で締めるところだが、これはちと違う。
 こんなモノが放送されてしまうシステムの見直しを、提言する次第だ。