「KIDDY GiRL-AND」でやりたいことはわかないでは‥

 つまり、数話しか見ていない範囲で述べるけれど、現代版「ギャラクシーエンジェル」にしたかったのだろう。
 ベテラン声優さんと声が入れ替わる回とか、末端では工夫をしようしている節は見えるけれど、生まれの悪さが成果物として出てしまっている、との感想をもった。
 
 この手の脚本は意外に難しく、これで成功した例を僕は「ギャラクシーエンジェル」と「ぱにぽにだっしゅ!」以外知らない。
 どちらも脚本の担当は同じ人で、それくらいセンスを求められる。
 
 更に、画は動かない,ヒロイン格の声優は下手、ないないづくしである。
 「生徒会の一存」が2009年秋アニメの底辺かと思ったら、更に下がいた。
 
 ところで、「KIDDY GiRL-AND」,「生徒会の一存」とこのクールの底辺作品は角川HDの寡占状態となっている(と思う、全部見始めたのではないから断言できないけれど)。
 そこには、激しいコストカットの嵐が透けて見える気がする。
 気のせいだろうか?
 
 作品数を絞り、一作を丁寧に作ることを考えて欲しいと思ったりした。