相変わらず精緻「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜」

 最後まで見た作品の感想は、放送終了から二ヶ月ほど遅れる当ダイアリー。
 このタイミングは「切った」と見られそうだが、リアルタイムで視聴なので。
 BS-TBSで視聴組には、ネタバレになるので改行。

 

 

 

 

 

 おーけー?

 

 二期目も、良い意味で一期同等の高いレベルで作られていて、一話一話が緊張感を持って見れる数少ない作品だ。
 西浦高校野球部が戦うチームに形成されていく箇所の物語のため、原作と微妙に温度差はあるけれど、田島*1や泉,花沢などバッテリー以外の選手たちに話が割かれている。
 また、上記の理由で、「負ける試合」の方で西浦ナインたちの心理描写が丁寧に行われていた。
 試合に勝っている前半は、若干ぞんざいな印象を受けるのだが、トータルで、このバランスは僕の中では絶妙だったと思っている。
 
 けれど、どうも、「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜」は、世間では受けがよろしくない様子。
 ソフトも、第一巻から想像より動いていない。
 他に売れそうな弾を抱えるアニプレックスの作品なので、この程度だとアニメで続きはないかも知れない。
 そうなってしまったら、残念なのだが。

*1:田島は、もともと存在感が大きいのだが、アニメ版一期ではその部分を押さえられていた。