目のつけどころが「探偵オペラ ミルキィホームズ」

 世代を超えて共通言語となるシャーロック・ホームズシリーズなどを下敷きにしたドタバタコメディ。
 木谷高明さんが、ブロッコリー時代に使った手法を再活用した。
 おおざっぱに書くと、ギャラクシーエンジェル*1と言うことになる。
 
 世界観が簡潔でベースがハッキリしているので、オリジナルの作品でありながら、第一印象から取っ付きやすい。
 物語の作りはちょっと??な部分もあるけれど、以前の投稿で書いたとおり、今のところ知名度はないが、パフォーマンスがある人をメインキャラたちの中の人に据え、総じて「まあまあ」の出来映えに仕上がっていたと思う。
 どんな絵でも動かすことができるJ.C.STAFF制作の割に、場面によって「あれれ?」と思わされるほど、作画崩壊を起こしていたのは、勿体ない。
 
 ‥それにしても、最初に「シャーロック・ホームズシリーズは共通言語」と書いたけれど、それが通じない人たちもいる様子。
 彼らには「探偵オペラ ミルキィホームズ」に詰め込まれた何分の一かのネタ*2を見過ごしたことになっているワケで、それは残念には思うのだ。

*1:この説明を書くと、すごく長くなりそうなので、wikipediaでも見てね。

*2:そこが、結構なポイントだったりするのだけれど。