「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」
原作がWeb連載で,しかも最初に出て来たイメージカットがあまりにも萌えないwから、泡沫候補のようなモノと覚悟していたけれど、思いの外面白かった。
まあ、最初に、ハードルを低く設定してしまったからか。
コレまであったテンプレートから、若干ずらされたキャラクターの立ち位置とか世界観*1で成り立っているとところがポイントなのだろう。
また、女性目線が強く意識されてて、高校生男子が女の子たちに手玉に取られるくだりが、生々しく思えたりする。
原作者は女性かと勘違いしたのだが、Web版コミックを読むとそのような印象は受けない。
監督以外のメインスタッフが女性だったことで、アニメ版はその様な雰囲気になったのかも知れない。
原作と違うと言っても、方向はこれで良かったんぢゃないかなぁ。
売り上げでは、「同族嫌悪」*2や絵柄もあって苦戦しているけれど、CSでは結構な頻度でリピート放映されるタイプとなりそう。