厨二設定が嫌いではないが「デッドマン・ワンダーランド」

 それにスプラッターなのも、僕は苦手にしてはいない。
 しかーし、途中で「作り」に緊張の糸が切れてしまった感じ。
 
 丸太対清正戦の辺りで、静止画を右左に動かすだけの躍動感がない、かと言ってその止め絵が渾身のモノでもない、だらだらした作りになってしまった。
 ズンズンとベースが鳴るだけの単調な音楽と合わせ、一気に冷めた。
 それ以降、立て直す気配が見えないので...
 
 導入は、むしろ「STEINS;GATE」よりいいくらいだったのだけれど。
 マングローブは、珍しく、今期これと「神のみぞ知るセカイII」のふたつを抱えていて、しわ寄せがこちらの中盤以降にドンと押し寄せてしまったかな?
 
 こういうのは、原作者さんご愁傷様としか言いようがない。