キャラクターデザインがテーマに合ってない「Classroom☆Crisis」

 それと「Classroom☆Crisis」という題名で、ずいぶんと損をしている。
 「企業」「政治」「労働組合」など、「学校」以外に多岐なテーマを組み合わせ、30分×13話に収めきったのにもかかわらず、かんざきひろ原案の丸顔キャラクター*1から、軽いやシリアス感の薄い印象に繋がっているのだ。
 
 矛盾や深掘りに欠けるような評もあるが、これ以上やってしまうと、広い層に伝えることが難しいと、企業・労組経験者の立場からは思う。
 
 念のため未視聴の方に配慮するが、むしろ「ラストはそれですか?」という片付け方が、道中かなり頑張ってきていただけに気になる。
 本筋の方は、続編にとっておいたのかも知れないが、現時点の反響では、ぶっちゃけムリだろう。
 
 チグハグさと、先を考えすぎ??で、少々残念になった一作だ。

*1:に、魅力がないといっているのではない。