「笹の葉ラプソディ」に、京都アニメーションの現状が詰まっている、かも?

 アニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」への興味は失せていたので、新作が来るとの噂を目にしても、スルーしていたのだが、金曜日の深夜にYouTubeへ行ったら、何故か角川チャンネルが猛プッシュされており、「涼宮ハルヒの憂鬱」第八話がデンと画面中央に鎮座していた。
 「そこまでおっしゃるなら」と言うことで視聴。
 
 さて、京都アニメーションは何種類の「SOS団」を作ろうとしてるのだ?w
 
 このところ、いたる絵*1作品ばかり手がけているためか、もう、いとうのいぢの面影はない。
 僕は、作画監督が変わることでアニメ作品の絵柄が変わるのは、言語道断と考えている。
 制作時期が異なるとは言え、過去の作品も含め時系列順に並べているのに、絵柄を合わせる気がまるでないのは酷すぎる。
 
 毎度のことながら、細かい描写とか,背景の描き込みには感心させられる。
 それは、京アニの優れている点だ。
 だが、作品全体を俯瞰して、話を構成をする力がない。
 京アニに足りない点も、相変わらずだった。
 
 「笹の葉ラプソディ」は原作の伏線回収とオチが秀逸なので、もっと面白く作れたのではないかと思ってしまうのだ。

 全部自前でとの気持ちがあるのだろうが、シリーズ構成と脚本は外に出し、今はそのところは勉強した方が良いのではないかと思う。

 
 「けいおん!」を僕が見始めるのがかなり先になりそうな雲行きだが、シリーズ構成を吉田玲子に出しているので、そこはマシになるのではないかな?
 ただ‥、「けいおん!」は「原作は全然面白くない。アニメ化されるのが不思議!」と思っていることは、先に書いておく。
 後で、ダメ出しする可能性もあるので、逃げ道は作っておかなくっちゃね。

*1:keyのエロゲーとか書くと怒られるんだよね。