「ブラック・ラグーン」#26 Roberta's Blood Trail - An Office Man's Tactics

 前言撤回。
 今回こそ、ほとんどの時間を、事象の整理に費やしている。
 起承転結の「承」だ。
 ので、派手さはなく、価格相応か?と問われると窮するところだが、この回に出てくる挿話は、あとに深く関係してくることとなるから、必要不可欠ではある。
 
 「私の会社を舐めるなよ?チンピラ」と、張大哥をエダが恫喝する場面で終わるとは予想していなかった。
 片渕須直監督は、ブラックラグーン原作で使われた台詞の中から、「ココ」と言うのをクローズアップするのが上手いと思う。
 上記の場面、かなりインパクトがあった。
 
 それにしても、張大哥はもっと格好良い旦那のハズなのに、OVAでは、演出上、割の合わない役回りになっている。
 早い話になるが、最終巻は原作通り、旦那が締めてくれること希望。
 
 あと、#25では一部で不評だったレヴィの声が、この巻からTV版に近い方向へ修正されている。
 僕も、ドスがあまり聞いていない声でヤクザな言葉を吐き出すレヴィが好みなので、これは歓迎である。