「GIANT KILLING」には、その気がないのに引き込まれた

 「GIANT KILLING」は、プロサッカー版「おおきく振りかぶって」なのだ。
 ちょっと乱暴だが、両方とも知っている人なら、言わんとしているところを察していただけると思う。
 
 大阪ガンナーズ戦までを描いているが、最後に「彼」が得点することでストーリーが綺麗に繋がり、ここで、柄にもなく、涙してしまった。
 
 「GIANT KILLING」、「目が口ほどに物を言う」演出を多用してるのが特徴。
 この辺は、実にアナログで琴線に触れるところあったのだけれど。。。
 多くのオブジェクトを動かさなければならない関係上、CGを多用せざるを得ないところは理解はするんだが、時として試合の場面で視点が集中する「ボール」が全部CGで作られいたのは、映像に引き込まれていたのに冷めてしまう時があって、残念だった。
 これは、個人の感想であり効果を表すものではないのかも知れない。
 重箱のすみと知りつつ、僕は、ここだけは譲れないので。
 
 NHKは良質のサッカーアニメを、コンテンツに加えたことになる。
 以降の展開を知る由はないが、今後何度も活用できる駒であることに変わりないだろう。