ブリキ絵が動くだけで、もう十分眼福!「電波女と青春男」...だが?
リュウシさんが可愛い,前川さんが可愛い,エリオが...まあ可愛く動く、ブリキ絵のママそれが実現できただけで、八割方「電波女と青春男」のアニメ化のミッションは完了してるとして過言無かろう。
つまり、本作に於いてシャフトは大枠では、まあ良くやった、ってこと。
間に女々さん(野中藍)の怪演を挟み、終盤まで上手く話を引っ張った...が。
最終話が尻切れトンボ,ぶった切りとなってしまった印象を、強く受ける。
アレで終わりと言うのは、いかにもまとまりが悪く、最後の最後で視る側は梯子を外された格好だ。
原作を知らないので「原作通りなんですよ」と言われてしまえばぐうの音も出ないところなのだが、あのまとまりの悪さだと、折角緩みかけた財布の紐も、結局閉じてしまうくらい興ざめである。
脚本を全部担当した綾奈ゆにこに責があるのか?
でも、最終責任は新房監督だろうね、これには、ちょっと、ガッカリだ。