シャフトは尽くした!「「さよなら絶望先生」Blu-ray BOX化記念 全巻購入者特典用「完全新作話オリジナルBlu-ray DISC」」

 Blu-ray BOX全巻購入特典,送料・手数料*1だけちょうだいね、って断り書きと相反し、かかっている熱量は相当なものだった。
 何せ、「さよなら絶望先生」史上、三本の指に入るほどよく動く。
 

  • Aパート『殺人現場に絶望が落ちていた』

 俗の『黒い十二人の絶望少女』と対をなす形となるオリジナル脚本。
 見直すと得心するミステリ仕掛けで、OVA向きの内容となっている。
 十分原作があるのにとか,オリジナルはといった論ではなく、「わざわざ、そこに手をかけますか?」と言う勢いだ。

  • Bパート『ニャン京の基督』

 「ナンがニャンに変わるだけで世界は少しだけ平和〜♪」ってヤツ。
 「ほとんどのキャラクターが登場し且つミュージカル風の仕上がりになると思われるので、アニメーション向き」と、「さよなら絶望放送」にてリスナーからBlu-ray特典に推された話。それに応えた形だろう。
 んが、流石に特典なので劇伴が新たに書き下ろされるハズもなく、そこは声優さんが絶望的に頑張って補うことになっているw*2
 
 特典の予算の枠内で収まったのか首を傾げたくなるほど、全力である。
 
 「今後とも、作品のご支援のほどヨロシクお願い申し上げます。」
 送付状に添えられた文末に応えるのは、俺たちの番だぜ?

*1:800円だった。

*2:そして、「野中藍、ブラボー」と言わざるを得ない!