雰囲気重視しすぎ、しかも的ハズレ「K」
手が込んでいる凝った作画ではあるが、既にそれで感動する時代でもない。
それより気になるのは、頻繁にある、長い間合に起因するテンポの悪さ。
これに単調な劇伴が拍車を掛けるのだから、結構タチが悪いのだ。
また、シーンと選曲が合っていない箇所も頻繁に現れ、音響設計の悪さを露呈している。
雰囲気を重視した作りとして見せようとしている意図は伝わるが、この線でこれだけ演出がコントロールされていないと、それはもう、放送事故である。
色彩設計は特徴を持たせているようで、過実は去に見たことがある印象*1。
そんなのは、翻って損。むしろ普通に行くべきだった。
まとめると、「サムライチャンプルー」と「デュラララ!!」を足して、悪いところだけ残したような感じだ。
オリジナル作品を謳いながら、オリジナリティーに欠ける,いや、どこぞの劣化コピーなのだから、見る気は失せるに決まっている。
これを書いている時点で続編制作が決まっているが、絶対見ないなw
ってことで、途中で視聴終了。
*1:というか、その場合ありがちなパターンに陥っている