「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」
常々、ラノベ原作のアニメーション化に対し、設定を説明する台詞が多いことに不満を表明している僕であるが、「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」では、その部分の端折りっぷりに逆にびびった次第である。
テンポ重視はありがたいのだが、原作未読派に、これはいささかキツイ。
番組開始前に、ガイダンス番組を設定していただくとか、配慮がほしかった。
全10話なので、挟む余地はあったのではないだろうか?
本編を全10話でまとめたことは、締まっていて良かったと思っている。
終盤戦に向け急に演出がシリアスすぎになることもなく、バランスはマル。
「軽さ」が持ち味だと思うので、キャストもハマっていたかと。
突き詰めると原作への不満になるのだけれど、この内容でタイトルが「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」っての、合っているかどうか微妙だ。
僕は、視聴途中まで、タイトルにミスリードされていた...
ラノベでは長いタイトルが流行だってことは重々承知も、「ひねり」はなくてもよかったのではないかと。
見る方も、数多ある原作をカバーできているワケではないのです。