作画オリエンテッドな「キルラキル」

 作画に関しては、本作は凄いと思う。
 一定の方向軸を基準とするならば、間違いなく2013年No.1である。
 だが、作画があまりに前へ出過ぎていて、ストーリーを追う障害となっていることも確か。
 何事も、押す,引くの呼吸考えておくことの重要さを教えてくれる、貴重な教材となった。
 
 それと、僕には、漂う昭和臭も気に入らなかった(笑
 
 ただ、作画厨が世の中に一定数以上存在することは確かで、「天元突破グレンラガン」スタッフが立ち上げたスタジオがこれを作ったってことで、支持を受けていることは見逃せない。
 僕には合わなかったが、今回は成功を勝ち取った。
 これを継続できるかが、カギなのではないかな?
 同じ作風を続けても飽きられるし、でも偶に作るのでは会社は維持出来ないのだから、その狭間でどのようにやっていくのか、そこには注目したい。