「IS〈インフィニット・ストラトス〉2」も実に微妙

 一期に引き続き、そういう感想だ。
 
 良いか悪いかは別として、このシリーズ、ヒロインの影が薄い*1のだ。
 その対抗策か、中盤から田村ゆかりさんと斎藤千和さんを投入してきた。
 
 が...おふたりの演技プラン、通常兵器戦に核弾頭を持ち込んだようなもの。
 いい意味で低いレベルで保てていたバランスを、崩壊させてしまったようだ。
 
 希に作画が崩壊したのは、この手のカテゴリーとしてはNGだろう。
 劇伴は、一期よりクオリティが下がった箇所が見られたのは残念。
 
 色々不満点を挙げたが、ストーリー自体は一期のように突如展開するような不自然さはなく、素直に入り込めた。
 それだけに、微妙だった箇所が、より目立ったと感じる次第だ。
 
 二期となると厳しい判断になる中「まあまあ」とは思わせてくれただけに、もう少し、もう少しだけ、手を掛けることができればってところ、惜しいのである。

*1:篠ノ之箒以外もだ。