とある飛空士への恋歌」は影が薄い

　原作から改変がされていて、非常に薄味になってるのだ。
　主人公の立ち位置を序盤で秘匿する必要は、それほどなかったと思う。
　或いは、僕が原作既読派だったから、こう思うのかも知れないが...
　
　余計な要素が足されている場面もあって、本筋が細く見えてしまうところもよろしくない。
　
　キャスティングは「petit milady」の登用ありきで決められているようなところがあって、全体にレベルは高くない。
　とりわけ、竹達彩奈さんは「よろしくない方」の演技がでてしまった。
　
　纏めると、多くの領域に於いて「熟れていない」印象を受ける。
　原作のことを鑑みると、勿体ないことだ。
　
　ってことで、途中で視聴中止なのである。