欲をかきすぎた?「バディ・コンプレックス」

 開始時から多メディア展開を意識し作られているものの、その練り具合が中途半端であった。
 そのため、スタートのアニメーションから転けてしまった。
 
 ここでは「カップリング」との概念により、「機動戦士ガンダム」的な「主人公が最初からメカを扱える」矛盾に対処した。
 んが、逆に書くと、アイデアは「それだけ」なのだ。
 確かに、サンライズだからよく絵は動くし、メカのCG部分にも違和感がない。
 でも、それを活かすネタがなければ、無用の長物である。
 
 劇伴はランティスのため、相変わらずの糞っぷりを披露。
 SE部分はサンライズ謹製だから優れているだけに、酷さが目立つ。
 音響全体としてクオリティーのバランスが損なわれていて、バツである。
 これは、見ていて、非常に気になる。
 
 と、言うことで、問答無用で視聴中止なのである。