「デュラララ!!」の二匹目のドジョウはいなかった「ハマトラ」

 岸誠二監督で、序盤が「デュラララ!!」テイスト。
 それなりに期待をして、視聴を進めていった。
 
 だが、1クール,12話とするにはあっといて気に不足している骨格のシナリオ量、そのくせ希に発生する作画崩壊など、どうひいき目に見ても、まともに推せない材料ばかりが出てきて、ガッカリだ。
 挙げ句の果てに、結末はぶつ切り,「第二期に続く」って、セルディスクの枚数を増やしたい以外に、その理由が思いつかぬ。
 費用回収は重要な案件だ、が、その前に、まともなモノとして世に問うことを優先すべきである。
 
 あと、劇伴の質がもとより低かったのだが、終盤に向けて、その使い方が荒くなっていったことも不満だ。
 
 二期での視聴継続は、これらの不満点が解消されていない限りないだろう。